message-2025/02/02

『礼拝者のきよさとは』  ヘブル人への手紙12章、ローマ人への手紙12章1~2節、箴言4章23節

10肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。 11すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる。
12それだから、あなたがたのなえた手と、弱くなっているひざとを、まっすぐにしなさい。 13また、足のなえている者が踏みはずすことなく、むしろいやされるように、あなたがたの足のために、まっすぐな道をつくりなさい。 14すべての人と相和し、また、自らきよくなるように努めなさい。きよくならなければ、だれも主を見ることはできない。 15気をつけて、神の恵みからもれることがないように、また、苦い根がはえ出て、あなたがたを悩まし、それによって多くの人が汚されることのないようにしなさい。

へブル人への手紙12章

1兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。 2あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。

ローマ人への手紙12章

23油断することなく、あなたの心を守れ、
命の泉は、これから流れ出るからである。

箴言4章

「メッセージ要約」
「きよくならなければ、だれも主を見ることはできない」(ヘブル12:14)、「心を
新たにすることによって、造りかえられ」(ローマ12:2)、霊的な礼拝は、聖霊様
の助けによって救い主イエス様を仰ぎ見て、信仰によって罪が取り除かれてきよ
められ、新しく造り変えられることです。そのために、力の限りを尽くして自分の心
を見守る訓練を受ける必要があります(箴言4:23)。

① 神のきよさにあずからせるための訓練を受ける (ヘブル12:1~11)
    罪の誘惑に抵抗してイエスを仰ぎ見て信頼する訓練…信仰の訓練
    罪に抵抗する…かなぐり捨てる、信仰による忍耐、血を流すほどの抵抗
    すべての訓練は喜ばしくない悲しいもの…その訓練によって義の実を結ぶ

② 神のきよさに対する畏敬 (ヘブル12:15~29)
    神のきよさにあずかるためには…神を恐れてご命令に従う
    父なる神、救い主イエス、聖霊なる神を恐れることがきよさのはじめ
    火がすべてを焼き尽くすように、私たちの罪を焼き尽くしてきよめてくださる

③ 訓練のポイント 「語っておられる方を拒むことがないように」(ヘブル12:25)
    霊的な礼拝…真心から自分自身を神に捧げる礼拝(ローマ12:1)
    神の価値観(真理)に従う…聖霊の導きによって御心を行う(ローマ12:2)
    そのために、命の泉(聖霊の働き)の源である心を見守る訓練を受ける(箴言4:23)

 神様のきよさを恐れ敬い、そのきよさに適う者としてくださるイエス様を仰ぎ見
てきよめられましょう。そして、神様に喜ばれることは何かを聖霊様によってわき
まえ知って神様と人とに仕えてまいりましょう。日常生活の小さな心の動きにも敏
感になって、真心から神様に喜ばれる礼拝をささげてまいりましょう。 ハレルヤ!

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