message-2012/3/11

3月11日 『なぜ、教会なのか』 エペソ人への手紙4章11~16節

4:11 そして彼は、ある人を使徒とし、ある人を預言者とし、ある人を伝道者とし、ある人を牧師、教師として、お立てになった。
4:12 それは、聖徒たちをととのえて奉仕のわざをさせ、キリストのからだを建てさせ、
4:13 わたしたちすべての者が、神の子を信じる信仰の一致と彼を知る知識の一致とに到達し、全き人となり、ついに、キリストの満ちみちた徳の高さにまで至るためである。
4:14 こうして、わたしたちはもはや子供ではないので、だまし惑わす策略により、人々の悪巧みによって起る様々な教の風に吹きまわされたり、もてあそばれたりすることがなく、
4:15 愛にあって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達するのである。
4:16 また、キリストを基として、全身はすべての節々の助けにより、しっかりと組み合わされ結び合わされ、それぞれの部分は分に応じて働き、からだを成長させ、愛のうちに育てられていくのである。

 キリスト教会のことを聖書では、「キリストの花嫁」、「神の家族」、「聖なる宮」、「神の民」などと呼ばれています。

 この度は、「キリストのからだ」(12節)としての教会について考えたいと思います。

 イエス・キリストを信じる信仰によって、私たちはキリストの体の各部分となり、ひとつの体に組み合わされ結び合わされているので、一人ひとりが大切な存在であると言えます。

 一人ひとりがキリストの体の大切な各部分であるので、私たちは、互いに尊び、仕え合い、助け合い、愛し合うことによって、キリストの体である教会は健全に成長していきます。

 そのようなわけですから、キリストの体の各部分である私たちは、一人ひとりに与えられた大切な役割を果たす必要があります。私たちはそれぞれ御言葉と聖霊の助けによって奉仕者として整えられて、自分のなすべき働きを主から教えていただき、その働きのために自分自身を捧げて神と人とに仕えていきましょう。

 キリストの体として、キリストの愛に根ざし、キリストの愛によって組み合わされ結び合わされて、キリストの栄光を現す教会として成長していきましょう。ハレルヤ!