message-2012/7/8

2012年7月8日 『主と共に』 マタイによる福音書28章18~20節

28:18 イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。
28:19 それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、
28:20 あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。

 イエス様は、イエス様を信じて弟子となった者たちに、「すべての国民を弟子として…」(19節)、とおっしゃいました。誰の弟子かと言うと、もちろん、イエス・キリストの弟子です。

 キリストの弟子を育てる働きは、主であるキリストと共にしていきます(20節)。キリストの弟子を育てる働きは、愛と寛容と忍耐が必要です。イエス様が共におられなければできない働きです。

 弟子は師匠に似るものです。先に救われた私たちが、神の霊である聖霊によってイエス様との深い交わりを持ち、キリストの愛を深く知り、キリストが愛されたように愛することを学ぶ必要があります。その愛に基づいて、先に救われた私たちが、後から救われた人たちと関わっていくならば、その人たちも、キリストの愛を深く知り、キリストの愛に基づいて他の人たちと関わることのできるキリストの弟子として育っていくでしょう。

 そのように、キリストの弟子はキリストの愛に基づく親密な人間関係の中で育てられていきます。そのことによって、キリストの品性が弟子達の中に形造られていきます。

 キリストの弟子の特徴は、共におられるイエス様を何よりも愛します。また、共におられるイエス様にいつも信頼します。そして、イエス様が私たちを愛してくださったように、互いに愛し合います。

 先に救われた信仰者がそのようなキリストの弟子であれば、後から救われた信仰者もそのようなキリストの弟子に育っていくのではないでしょうか。

 先に救われた者として、キリストと共に、自分自身がキリストの弟子として成長し、次世代のキリストの弟子を育てることを目指していきましょう。ハレルヤ!