message-2013/3/17

2013年3月17日 『聖霊の働き―祈り―』 使徒行伝12章4~12節

12:4 ヘロデはペテロを捕えて獄に投じ、四人一組の兵卒四組に引き渡して、見張りをさせておいた。過越の祭のあとで、彼を民衆の前に引き出すつもりであったのである。
12:5 こうして、ペテロは獄に入れられていた。教会では、彼のために熱心な祈が神にささげられた。
12:6 ヘロデが彼を引き出そうとしていたその夜、ペテロは二重の鎖につながれ、ふたりの兵卒の間に置かれて眠っていた。番兵たちは戸口で獄を見張っていた。
12:7 すると、突然、主の使がそばに立ち、光が獄内を照した。そして御使はペテロのわき腹をつついて起し、「早く起きあがりなさい」と言った。すると鎖が彼の両手から、はずれ落ちた。
12:8 御使が「帯をしめ、くつをはきなさい」と言ったので、彼はそのとおりにした。それから「上着を着て、ついてきなさい」と言われたので、
12:9 ペテロはついて出て行った。彼には御使のしわざが現実のこととは考えられず、ただ幻を見ているように思われた。
12:10 彼らは第一、第二の衛所を通りすぎて、町に抜ける鉄門のところに来ると、それがひとりでに開いたので、そこを出て一つの通路に進んだとたんに、御使は彼を離れ去った。
12:11 その時ペテロはわれにかえって言った、「今はじめて、ほんとうのことがわかった。主が御使をつかわして、ヘロデの手から、またユダヤ人たちの待ちもうけていたあらゆる災から、わたしを救い出して下さったのだ」。
12:12 ペテロはこうとわかってから、マルコと呼ばれているヨハネの母マリヤの家に行った。その家には大ぜいの人が集まって祈っていた。

 教会を迫害しているヘロデ王の命令によって、使徒ペテロが捕らえられて投獄されたときに、エルサレム教会の信徒たちはマルコの母マリヤの家に集まって、ペテロが守られて釈放されるように熱心に祈っていました。

 神様はその祈りに応えられて、神様の御使(みつかい)を牢獄にいるペテロの所に遣わしてくださって、超自然的な方法でペテロを牢獄から解放してくださいました。

 信仰者が集まって祈る教会の祈りは力があります。それは、聖霊の助けにより、神様の御心に沿った祈りに導かれて、心を合わせた一致した祈りになるからです。

 ペテロを捕らえたヘロデ王はその後、神様に栄光を帰することをしない高慢のゆえに、神様の御使によって虫にかまれて息が絶えてしまいました。(20~23節)

 このような出来事があって、福音宣教はますます盛んになり、教会の活動が拡がっていきました。(24節)

 教会の聖霊による一致した祈りには大きな影響力があります。御言葉に励まされてますます熱心に祈り、福音を宣べ伝えていきましょう。ハレルヤ!