message-2014/6/22

2014年6月22日 『誘惑』 ヤコブの手紙1章13~16節、4章7節

 1:13 だれでも誘惑に会う場合、「この誘惑は、神からきたものだ」と言ってはならない。神は悪の誘惑に陥るようなかたではなく、また自ら進んで人を誘惑することもなさらない。
 1:14 人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、さそわれるからである。
 1:15 欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す。
 1:16 愛する兄弟たちよ。思い違いをしてはいけない。

 4:7 そういうわけだから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ちむかいなさい。そうすれば、彼はあなたがたから逃げ去るであろう。

  「悪魔」という存在はどのような存在なのでしょうか。悪魔は私たちの心の中にある欲望に働きかけて罪を犯させるように誘惑する存在です。それは、私たちに神様の思いとは違うことをさせて、神様から引き離そうとする悪の力でもあります。

 私たちの言葉や行動は心の中にある思いから始まります。良いと思うことをしたいのにそれができない、悪いことをしたくないのについついしてしまうなど、私たちはしばしば、自分の弱さ不自由さを感じることがあります。

 そのような弱さを感じるとき、私たちは救い主イエス様を見上げるのです。神の霊である聖霊は、弱い私たちを助けてイエス様を見上げることができるように導いてくださいます。そうすることによって、私たちは、悪魔の誘惑に抵抗して罪から守られます。また、たとえ悪魔の誘惑に敗北して罪を犯したとしても、イエス様による罪の赦しをいただいて、罪を犯し続ける不自由さから解放されるのです。

 聖霊の助けによって救い主イエス様を見上げて悪魔に立ち向かい、私たちに罪を犯させて神様から引き離し、罪の中に束縛しようとする悪魔の誘惑を切り捨てていきましょう。ハレルヤ!