message-2024/09/15
『パンを水の上に投げよ』 伝道の書11章、ヨハネによる福音書4章1~42節
1あなたのパンを水の上に投げよ、
多くの日の後、あなたはそれを得るからである。
2あなたは一つの分を七つまた八つに分けよ、
あなたは、どんな災が地に起るかを知らないからだ。
3雲がもし雨で満ちるならば、地にそれを注ぐ、
また木がもし南か北に倒れるならば、
その木は倒れた所に横たわる。
4風を警戒する者は種をまかない、
雲を観測する者は刈ることをしない。
5あなたは、身ごもった女の胎の中で、どうして霊が骨にはいるかを知らない。そのようにあなたは、すべての事をなされる神のわざを知らない。
6朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。
7光は快いものである。目に太陽を見るのは楽しいことである。
8人が多くの年、生きながらえ、そのすべてにおいて自分を楽しませても、暗い日の多くあるべきことを忘れてはならない。すべて、きたらんとする事は皆空である。
9若い者よ、あなたの若い時に楽しめ。あなたの若い日にあなたの心を喜ばせよ。あなたの心の道に歩み、あなたの目の見るところに歩め。ただし、そのすべての事のために、神はあなたをさばかれることを知れ。
10あなたの心から悩みを去り、あなたのからだから痛みを除け。若い時と盛んな時はともに空だからである。伝道の書11章
27そのとき、弟子たちが帰って来て、イエスがひとりの女と話しておられるのを見て不思議に思ったが、しかし、「何を求めておられますか」とも、「何を彼女と話しておられるのですか」とも、尋ねる者はひとりもなかった。 28この女は水がめをそのままそこに置いて町に行き、人々に言った、 29「わたしのしたことを何もかも、言いあてた人がいます。さあ、見にきてごらんなさい。もしかしたら、この人がキリストかも知れません」。 30人々は町を出て、ぞくぞくとイエスのところへ行った。 31その間に弟子たちはイエスに、「先生、召しあがってください」とすすめた。 32ところが、イエスは言われた、「わたしには、あなたがたの知らない食物がある」。 33そこで、弟子たちが互に言った、「だれかが、何か食べるものを持ってきてさしあげたのであろうか」。 34イエスは彼らに言われた、「わたしの食物というのは、わたしをつかわされたかたのみこころを行い、そのみわざをなし遂げることである。 35あなたがたは、刈入れ時が来るまでには、まだ四か月あると、言っているではないか。しかし、わたしはあなたがたに言う。目をあげて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。 36刈る者は報酬を受けて、永遠の命に至る実を集めている。まく者も刈る者も、共々に喜ぶためである。 37そこで、『ひとりがまき、ひとりが刈る』ということわざが、ほんとうのこととなる。 38わたしは、あなたがたをつかわして、あなたがたがそのために労苦しなかったものを刈りとらせた。ほかの人々が労苦し、あなたがたは、彼らの労苦の実にあずかっているのである」。
39さて、この町からきた多くのサマリヤ人は、「この人は、わたしのしたことを何もかも言いあてた」とあかしした女の言葉によって、イエスを信じた。 40そこで、サマリヤ人たちはイエスのもとにきて、自分たちのところに滞在していただきたいと願ったので、イエスはそこにふつか滞在された。 41そしてなお多くの人々が、イエスの言葉を聞いて信じた。 42彼らは女に言った、「わたしたちが信じるのは、もうあなたが話してくれたからではない。自分自身で親しく聞いて、この人こそまことに世の救主であることが、わかったからである」。ヨハネによる福音書4章
「メッセージ要約」
「あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである。」(1
節)。福音の種蒔き、特に児童伝道に携わる者は、この御言葉に励まされて奉仕してい
るのではないでしょうか。実際に、小学生の時に教会学校に導かれ、その後、中学生の
頃からしばらく教会から離れ、しかし、大人になってから悩みの中で教会に導かれて救
われたという証しを聞いたことがあります。
今できる福音の種蒔きについて考えてみましょう。
① わからないこと (伝道の書11:2~6)
未来に起こること…予測不能(2~4)
人の命のこと…生命の不思議(5)
労働の成果…成功か失敗か(6)
② 与えられているものを楽しむ心 (伝道の書11:7~10)
神によって造られた自然(7)
与えられた人生(8)
すべてを支配しておられる神(9~10)
③ サマリヤでのイエスの宣教 (ヨハネ4:1~42)
人にとって予測不能なイエスの言動…サマリヤの女性、イエスの弟子達に対して
救いを求めるサマリヤの女性と人々…サマリヤでの宣教は神のご計画(4)
「永遠の命に至る実」を集めるために種を蒔き刈り取る…神の御心を行う(34)
イエス様の言動が私たちの伝道と育成の模範です。なぜ?何のために?どのように?
これがいったい何になるの?と、私たちの生活と人生はわからないことで満ちています。
しかし、私たちの内に住まわれる聖霊様によって、神様の御心を教えて頂いて実行する
ことができるのです。聖霊様に導かれるなら、無駄なように思えることも伝道と育成のた
めには益となることもあるのです。聖霊様
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