message-2024/12/29
『礼拝』 マタイによる福音書2章
1イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生れになったとき、見よ、東からきた博士たちがエルサレムに着いて言った、 2「ユダヤ人の王としてお生れになったかたは、どこにおられますか。わたしたちは東の方でその星を見たので、そのかたを拝みにきました」。 3ヘロデ王はこのことを聞いて不安を感じた。エルサレムの人々もみな、同様であった。 4そこで王は祭司長たちと民の律法学者たちとを全部集めて、キリストはどこに生れるのかと、彼らに問いただした。 5彼らは王に言った、「それはユダヤのベツレヘムです。預言者がこうしるしています、
6『ユダの地、ベツレヘムよ、
おまえはユダの君たちの中で、
決して最も小さいものではない。
おまえの中からひとりの君が出て、
わが民イスラエルの牧者となるであろう』」。
7そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、星の現れた時について詳しく聞き、 8彼らをベツレヘムにつかわして言った、「行って、その幼な子のことを詳しく調べ、見つかったらわたしに知らせてくれ。わたしも拝みに行くから」。 9彼らは王の言うことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼な子のいる所まで行き、その上にとどまった。 10彼らはその星を見て、非常な喜びにあふれた。 11そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。 12そして、夢でヘロデのところに帰るなとのみ告げを受けたので、他の道をとおって自分の国へ帰って行った。マタイによる福音書2章
「メッセージ要約」
先週はイエス・キリストのご降誕をお祝いするクリスマスがありました。クリスマス
という言葉にはキリストを礼拝するという意味があります。 先週は、羊飼いたちが
イエス様を捜し当てて礼拝したことをルカによる福音書2章から学びました。
今日は、東の国の博士たちがイエス様を礼拝したことをマタイによる福音書2章
から学びましょう。
① 東から来た博士たちが「ユダヤ人の王として生まれた方」に会いに来た
東のどこから?…ペルシャ?
何の博士?社会的地位は?…占星術(天文学)の博士、裕福で高位
ユダヤ地方の王であるヘロデ王に相談する博士たち
② 救い主はベツレヘムで生まれる(ミカ5:2~4)。星が出現したのは2年前
宗教指導者たち、ヘロデ王、博士たちで共有した救い主誕生の情報
博士たちは不思議な星に導かれて幼な子イエスのいる家に導かれた
博士たちは幼な子イエスを礼拝して贈り物を捧げた
③ 博士たちがヘロデに会わずに自分の国に帰った後の出来事
ヨセフは天使のみ告げにより、マリヤとイエスを連れてエジプトへ行く
ヘロデ王はベツレヘムとその附近の2歳以下の男の子を抹殺した
ヘロデ王の死後、ヨセフに天使のみ告げがあり、ナザレに戻って住んだ
イエス・キリストを礼拝したいと思うことは奇跡です。クリスチャンなら当たり前、
規則、義務、仕方なく、付き合いで…。東の国の博士たちは不思議な星の発見
によって導かれて、幼な子イエス様にお会いして礼拝しました。私たちに救い主
を礼拝したいという思いが与えられていることは奇跡なのです。それは、内住の
聖霊様の導きです。血筋や能力や努力によるものではありません。この恵みを
体験して分かち合う信仰の仲間が増し加えられるように祈りましょう。ハレルヤ!
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