message-2025/02/09
『天幕の場所を広げる』 イザヤ書54章2節、コリント人への第1の手紙14章1~19節
2「あなたの天幕の場所を広くし、
あなたのすまいの幕を張りひろげ、
惜しむことなく、あなたの綱を長くし、
あなたの杭を強固にせよ。イザヤ書54章
1愛を追い求めなさい。また、霊の賜物を、ことに預言することを、熱心に求めなさい。 2異言を語る者は、人にむかって語るのではなく、神にむかって語るのである。それはだれにもわからない。彼はただ、霊によって奥義を語っているだけである。 3しかし預言をする者は、人に語ってその徳を高め、彼を励まし、慰めるのである。 4異言を語る者は自分だけの徳を高めるが、預言をする者は教会の徳を高める。 5わたしは実際、あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが、特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない限り、異言を語る者よりも、預言をする者の方がまさっている。
6だから、兄弟たちよ。たといわたしがあなたがたの所に行って異言を語るとしても、啓示か知識か預言か教かを語らなければ、あなたがたに、なんの役に立つだろうか。 7また、笛や立琴のような楽器でも、もしその音に変化がなければ、何を吹いているのか、弾いているのか、どうして知ることができようか。 8また、もしラッパがはっきりした音を出さないなら、だれが戦闘の準備をするだろうか。 9それと同様に、もしあなたがたが異言ではっきりしない言葉を語れば、どうしてその語ることがわかるだろうか。それでは、空にむかって語っていることになる。 10世には多種多様の言葉があるだろうが、意味のないものは一つもない。 11もしその言葉の意味がわからないなら、語っている人にとっては、わたしは異国人であり、語っている人も、わたしにとっては異国人である。 12だから、あなたがたも、霊の賜物を熱心に求めている以上は、教会の徳を高めるために、それを豊かにいただくように励むがよい。
13このようなわけであるから、異言を語る者は、自分でそれを解くことができるように祈りなさい。 14もしわたしが異言をもって祈るなら、わたしの霊は祈るが、知性は実を結ばないからである。 15すると、どうしたらよいのか。わたしは霊で祈ると共に、知性でも祈ろう。霊でさんびを歌うと共に、知性でも歌おう。 16そうでないと、もしあなたが霊で祝福の言葉を唱えても、初心者の席にいる者は、あなたの感謝に対して、どうしてアァメンと言えようか。あなたが何を言っているのか、彼には通じない。 17感謝するのは結構だが、それで、ほかの人の徳を高めることにはならない。 18わたしは、あなたがたのうちのだれよりも多く異言が語れることを、神に感謝する。 19しかし教会では、一万の言葉を異言で語るよりも、ほかの人たちをも教えるために、むしろ五つの言葉を知性によって語る方が願わしい。コリント人への第一の手紙14章
「メッセージ要約」
今年度の教団標語の聖句、イザヤ書54章2節の「あなたの天幕の場所を広げ」
について、尾崎教会の現状、また、自分の現状に適用して考えてみましょう。
考え方、感じ方、優先順位の選択範囲を広げるために求められるのは柔軟性です。
① 物理的に広げる
伝道対象の地域…舞チャペルとキッズ・チャペル、自分が住んでいる地域
伝道対象の年齢…老若男女
伝道対象の範囲…互いのオイコス伝道(家族・友人への伝道)に協力する
② 心理的に広げる
自分の許容範囲を広げる
自分の可能性を広げる
兄弟姉妹の可能性を広げる
③ 霊的理解を広げる (Ⅰコリント14:1~19)
キリストの愛を求めて互いに預言する…互いの徳を高める
神の御心を求めて異言を語る…個人の徳を高める
神の御心を理解するために異言の解き明かしを求める…預言的交わりのため
神様は私たちに、「あなたはどこにいるのか?」と問いかけられます。それは、「あな
たの霊は、今、どこに立っているのか」ということでもあります。自分が現在立っている
ところから、自分の体と心と霊とを、どの方向にどのように広げていくことが神様の御心
であるかを聖霊様によって教えて頂きましょう。そして、自分と兄弟姉妹、教会全体
の徳を高める方向に広がっているかを吟味しながら、キリストの愛を求めて預言的な
交わりを広げ、深めてまいりましょう。 ハレルヤ!
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