message-2025/03/02
『天幕を広げる訓練』 ペテロの第1の手紙2章、3章
13そこで、もしあなたがたが善に熱心であれば、だれが、あなたがたに危害を加えようか。 14しかし、万一義のために苦しむようなことがあっても、あなたがたはさいわいである。彼らを恐れたり、心を乱したりしてはならない。 15ただ、心の中でキリストを主とあがめなさい。また、あなたがたのうちにある望みについて説明を求める人には、いつでも弁明のできる用意をしていなさい。 16しかし、やさしく、慎み深く、明らかな良心をもって、弁明しなさい。そうすれば、あなたがたがキリストにあって営んでいる良い生活をそしる人々も、そのようにののしったことを恥じいるであろう。 17善をおこなって苦しむことは――それが神の御旨であれば――悪をおこなって苦しむよりも、まさっている。 18キリストも、あなたがたを神に近づけようとして、自らは義なるかたであるのに、不義なる人々のために、ひとたび罪のゆえに死なれた。ただし、肉においては殺されたが、霊においては生かされたのである。 19こうして、彼は獄に捕われている霊どものところに下って行き、宣べ伝えることをされた。 20これらの霊というのは、むかしノアの箱舟が造られていた間、神が寛容をもって待っておられたのに従わなかった者どものことである。その箱舟に乗り込み、水を経て救われたのは、わずかに八名だけであった。 21この水はバプテスマを象徴するものであって、今やあなたがたをも救うのである。それは、イエス・キリストの復活によるのであって、からだの汚れを除くことではなく、明らかな良心を神に願い求めることである。 22キリストは天に上って神の右に座し、天使たちともろもろの権威、権力を従えておられるのである。
ペテロ第一の手紙3章
「メッセージ要約」
先週は、『キリストにあって天幕を広げる』というテーマで、救い主イエス様の姿をイザ
ヤ書53章から学びました。救い主イエス様に似る者に、私たちが日々新しく造り変えら
れ続けることが天幕を広げることであり、内住の聖霊様による支配が広げられて行くこ
とでもあります。その原点としての救いの体験と、救い主イエス様に似る者に変えられる
聖化のための訓練について考えましょう。
① 私たちは何のために救われたのか (2:1~10)
救い=イエスによる罪の赦し=神の恵み、あわれみ、愛を知った
イエスにより、神に喜ばれる霊のいけにえをささげる祭司とされた
救いの御業を証しする者となった
② 異邦人(未信者)の中にあって、キリストを証しする生活 (2:11~3:18)
キリストを証しする場としての、社会生活、職場、学校生活、家庭生活
キリストに倣う=キリストを常に仰ぎ見る生活
キリストにある希望を話す機会のために備える
③ キリストの復活と昇天による希望は、天幕を広げる力となる (3:19~22)
すべての権威を父なる神から授けられているキリストへの信頼
罪の赦しが与えられ、神の子としての身分を授けられた救いの恵み
様々な問題、課題を救い主イエスに明け渡すときに天幕が広げられる
難行苦行によって自分の天幕(心の領域)を広げるのではなく、聖霊様に導かれて、
救い主イエス様を仰ぎ見て明け渡して委ねて行くときに、内住の聖霊様の領域が広が
り、実生活での神様の御心を実行して行く領域が広げられて行くのです。そうするなら
ば、毎日の生活の中で奇跡を体験できます。生活の場での小さな主からの訓練を軽ん
じることがないように、聖霊様にいつも導かれてイエス様を仰ぎ見て前進しましょう。
ハレルヤ!
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