message-2025/06/22
『預言と教会の交わり』 使徒行伝2章
14そこで、ペテロが十一人の者と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけた。
「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この事を知っていただきたい。わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。 15今は朝の九時であるから、この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではない。 16そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことに外ならないのである。すなわち、
17『神がこう仰せになる。
終りの時には、
わたしの霊をすべての人に注ごう。
そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、
若者たちは幻を見、
老人たちは夢を見るであろう。
18その時には、わたしの男女の僕たちにも
わたしの霊を注ごう。
そして彼らも預言をするであろう。38すると、ペテロが答えた、「悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。 39この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである」。 40ペテロは、ほかになお多くの言葉であかしをなし、人々に「この曲った時代から救われよ」と言って勧めた。 41そこで、彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けたが、その日、仲間に加わったものが三千人ほどあった。 42そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。
43みんなの者におそれの念が生じ、多くの奇跡としるしとが、使徒たちによって、次々に行われた。 44信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、 45資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。 46そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、 47神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。使徒行伝2章
「メッセージ要約」
先週は、デライトファウンデーションの活動報告とメッセージでした。マタイによる福音書28章18~20節の「大宣教命令」から、キリストの証人としての私たちの使命と、そのために、聖霊の満たしが必要であることを確認しました。使徒行伝2章において、弟子達に聖霊が降り、教会が誕生しました。彼らは「大宣教命令」を実行して、多くの人々が救われて教会に加えられました。初代エルサレム教会から、教会の本質を学びましょう。
① 聖霊に満たされる=預言する (2:16~18、ヨエル2:28~29)
クリスチャンの標準装備…預言、幻、夢…聖霊に満たされて神の御心を語り合う
救い主イエスを信じるすべての弟子が預言する
② 聖霊に満たされたペテロのメッセージと勧めによって救われる人々 (2;22~41)
聖霊に満たされたペテロの預言的メッセージ(22~36)
聖霊の働きによって罪の自覚が起こり、約3000人が救われた(37~41)
③ 救い主イエスを信じる人々の集まり=教会の交わり (42~47)
使徒たちの教えを守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき(聖餐)、祈っていた
神への畏れが起こり、使徒たちによって多くの奇跡としるしが行われた
共に集まって、互いの必要のために仕え合った
心を一つにして礼拝と聖餐をし、喜びと真心をもって食事を共にした
神を賛美し、すべての人に好意を持たれた
主は救われる者を日々仲間に加えてくださった
初代エルサレム教会は、聖霊に満たされてイエス様の「大宣教命令」に従う生活を始めました。そして、聖霊に満たされた彼らの交わりには、互いの必要のために神様の御心を語り合う預言的な交わりがあったと想像できます。教会は聖霊に満たされることから始まり、そして、人々の救いと教会の成長のために神様の御心を語り合う預言的な交わりによって互いに仕えます。そのような教会の原点に立ち返りましょう。 ハレルヤ!
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■「ともに聴く聖書」
https://www.prsi.org/ja/app
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