message-2025/06/29

『喜びとまごころ』 使徒行伝2章42~47節、創世記3章

42そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。
43みんなの者におそれの念が生じ、多くの奇跡としるしとが、使徒たちによって、次々に行われた。 44信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、 45資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。 46そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、 47神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。

使徒行伝2章

1さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。 2女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、 3ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。 4へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。 5それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。 6女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。 7すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。
8彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。 9主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。 10彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。 11神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。 12人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。 13そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。 14主なる神はへびに言われた、
「おまえは、この事を、したので、
すべての家畜、野のすべての獣のうち、
最ものろわれる。おまえは腹で、這いあるき、
一生、ちりを食べるであろう。
15わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、
おまえは彼のかかとを砕くであろう」。
16つぎに女に言われた、
「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。
あなたは苦しんで子を産む。
それでもなお、あなたは夫を慕い、
彼はあなたを治めるであろう」。
17更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、
地はあなたのためにのろわれ、
あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。
18地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、
あなたは野の草を食べるであろう。
19あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、
あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
20さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だからである。 21主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。
22主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。 23そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。 24神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。

創世記3章

「メッセージ要約」
初代エルサレム教会の信徒たちは、喜びとまごころをもって神様と人とに仕えていました。それは、聖霊に満たされることで、救い主イエス様によって神様が共におられることを知ることができたからです。聖霊による喜び、また、神様を畏れることによるまごころからの態度、言葉、行いが信徒たちの交わりにはありました。初代エルサレム教会にある喜びとまごころは聖霊によるものです。それは、救い主イエス様を信じることによって罪が赦されて、神様と和解して関係が回復したゆえに体験できることです。

① 聖霊による喜びとまごころが失われる時…神との関係が断絶 (創世記3章)
    不信仰…神の御言葉に従わない…神に信頼しない…罪(1~7)
    不安と恐れと怒り(責任転嫁)…神との信頼関係が壊れている状態(8~13)
    人は皆、罪を持って生まれた(原罪)…正しい人はひとりもいない(ローマ3:10)

② 聖霊による喜びとまごころをもって仕える生活 (使徒行伝2:42~46)
    信仰によって歩む…神の御言葉に従う…神に信頼する生活 
    神を恐れる生活…神の奇跡を体験する…神の愛と聖さと真実を味わい知る生活
    救い主イエスへの信仰によって、罪赦されて神と共に歩む恵みを証しする生活

③ 聖霊による喜びとまごころからの交わりは、隣人への証しとなる (使徒行伝2:47)
    神への感謝と賛美がある
    聖い喜びと真実な教会の交わりに、神が共におられると隣人が感じる 
    神が救われる人々を教会に導かれる

 教会で使われている「リバイバル」という言葉は、信徒の交わりの喜びとまごころの源である「聖霊に満たされている教会」という原点に立ち返ろうという意味があります。また、そのような教会がキリストの証しとなって、救われる人々を神様が加えてくださるということでもあります。聖霊による喜びとまごころがある教会の交わりによって、「リバイバル」に備えてまいりましょう。 ハレルヤ!

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■「ともに聴く聖書」
https://www.prsi.org/ja/app
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