message-2025/07/13

『神と共に歩む』 創世記5章18~24節、ヘブル人への手紙11章5~6節、列王紀下2章1~14節、ヨハネによる福音書21章20~24節

18ヤレドは百六十二歳になって、エノクを生んだ。 19ヤレドはエノクを生んだ後、八百年生きて、男子と女子を生んだ。 20ヤレドの年は合わせて九百六十二歳であった。そして彼は死んだ。
21エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。 22エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。 23エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。 24エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。

創世記5章

5信仰によって、エノクは死を見ないように天に移された。神がお移しになったので、彼は見えなくなった。彼が移される前に、神に喜ばれた者と、あかしされていたからである。 6信仰がなくては、神に喜ばれることはできない。なぜなら、神に来る者は、神のいますことと、ご自分を求める者に報いて下さることとを、必ず信じるはずだからである。

へブル人への手紙11章

 「メッセージ要約」
クリスチャン人生は神様と共に歩む人生です。旧約聖書の信仰者がどのように神様との関係を持っていたかを学ぶことは、イエス・キリストによる新しい契約の中に生きている私たちにとって有益なことです。今日はエノク(創世記5:18~24)から学びましょう。

① 神と共に歩んだエノク (創世記5:18~24、ヘブル11:5~6)
    神と共に歩む=信仰によって神に喜ばれる生活(ヘブル11:5)
    信仰によって=神がおられることと報いてくださることを必ず信じる(ヘブル11:6)

② 信仰がなくては神に喜ばれることはできない (ヘブル11:6)
    神に来る者=神を仰ぎ見る者=信頼=信仰
    神に喜ばれる信仰=神への全き信頼=神は良いことを計画しておられると信じる

③ 神がエノクを取られた (創世記5:24)
    預言者エリヤのように?…つむじ風に乗って天にのぼった(列王紀下2:1~14)
    弟子のヨハネのように?…殉教ではなく、エペソで自然死(ヨハネ:21:20~24)
    信仰によって神と共に歩んだエノクは、神に喜ばれ愛されて天に移された

 エノクがどのように神様と共に歩まれたのかは詳しく記されていません。エノクはなぜか5章に記されている他の人物よりも短命です。「エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった」(創世記5:24)。エノクの信仰が神様に喜ばれていたので、特別な方法で天に移されました(ヘブル11:5)。私たちも信仰によって神様に喜ばれる生涯を送り、キリストにあって神様と共に歩んでいることを証ししてまいりましょう。ハレルヤ!

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■「ともに聴く聖書」
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