message-2025/12/07
『神の愛とクリスマスⅡ』 ヨハネによる福音書3章、民数記21章4~9節
1パリサイ人のひとりで、その名をニコデモというユダヤ人の指導者があった。 2この人が夜イエスのもとにきて言った、「先生、わたしたちはあなたが神からこられた教師であることを知っています。神がご一緒でないなら、あなたがなさっておられるようなしるしは、だれにもできはしません」。 3イエスは答えて言われた、「よくよくあなたに言っておく。だれでも新しく生れなければ、神の国を見ることはできない」。 4ニコデモは言った、「人は年をとってから生れることが、どうしてできますか。もう一度、母の胎にはいって生れることができましょうか」。 5イエスは答えられた、「よくよくあなたに言っておく。だれでも、水と霊とから生れなければ、神の国にはいることはできない。 6肉から生れる者は肉であり、霊から生れる者は霊である。 7あなたがたは新しく生れなければならないと、わたしが言ったからとて、不思議に思うには及ばない。 8風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。 9ニコデモはイエスに答えて言った、「どうして、そんなことがあり得ましょうか」。 10イエスは彼に答えて言われた、「あなたはイスラエルの教師でありながら、これぐらいのことがわからないのか。 11よくよく言っておく。わたしたちは自分の知っていることを語り、また自分の見たことをあかししているのに、あなたがたはわたしたちのあかしを受けいれない。 12わたしが地上のことを語っているのに、あなたがたが信じないならば、天上のことを語った場合、どうしてそれを信じるだろうか。 13天から下ってきた者、すなわち人の子のほかには、だれも天に上った者はない。 14そして、ちょうどモーセが荒野でへびを上げたように、人の子もまた上げられなければならない。 15それは彼を信じる者が、すべて永遠の命を得るためである」。
16神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。 17神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。 18彼を信じる者は、さばかれない。信じない者は、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。 19そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。 20悪を行っている者はみな光を憎む。そして、そのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。 21しかし、真理を行っている者は光に来る。その人のおこないの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。ヨハネによる福音書3章
「メッセージ要約」
ユダヤ人の指導者であるパリサイ人のニコデモが、人目を避けて夜にイエス様の所に来て質問します。
彼は、イエス様が行った数々の奇跡的なしるしを見て、イエス様のことを「神からこられた教師」と思ったからです(1~2節)。
そこで、イエス様は彼に福音を語りました。イエス様の言動から福音を語ることについて学びましょう。
① 「新しく生まれなければ、神の国を見ることはできない」 (3~15)
水と霊によって生まれることで神の国に入る…聖霊によって新しく生まれる
風は思いのままに吹く…聖霊によって新しく生まれる現象…神の主権
神の主権によって新しく生まれる…イエスの死によって救いの道が開かれる
引用:民数記21:4~9
② 「御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得る」 (16~21)
父なる神の愛は、御子イエスを私たちに与えるほどの愛である
その目的は、私たちが永遠の命を得るため…永遠の神と共に生きる命
御子イエスによって現わされた神の愛を受け入れる者は罪が赦されて救われる
③ バプテスマのヨハネは救い主イエスを証しする (22~36)
「わたしはキリストではなく、そのかたよりも先につかわされた者である」…預言者
イエスは神から来た者…イエスは父なる神を証しする者
イエスが聖霊によって語る言葉を受け入れる者は永遠の命を持つ
「御子を信じる者は、永遠の命をもつ」(36)。それは、私たちの罪を赦すために、神の御子イエス様が十字架で死なれたことを信じるならば、
私たちの罪が赦されて神様と和解して、永遠の神様と共に生きる者とされるということです。
神様の主権により、神様に背いていた罪びとの私たちに、救い主イエス様を通し、聖霊様によって神様の愛が注がれるという体験でもあります。
その愛に私たちは応える者でありたいと願います。ハレルヤ!
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