message-2013/10/13

2013年10月13日 『相互依存』 使徒行伝4章32~35節

4:32 信じた者の群れは、心を一つにし思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものだと主張する者がなく、いっさいの物を共有にしていた。

4:33 使徒たちは主イエスの復活について、非常に力強くあかしをした。そして大きなめぐみが、彼ら一同に注がれた。

4:34 彼らの中に乏しい者は、ひとりもいなかった。地所や家屋を持っている人たちは、それを売り、売った物の代金をもってきて、

4:35 使徒たちの足もとに置いた。そしてそれぞれの必要に応じて、だれにでも分け与えられた。

 「相互依存」‥日本的に言うと「お互い様」の関係とも言えると思います。相手も自分も同等の立場で付き合うことを言いますが、キリスト教会における信徒たちの関係においても、イエス様を信じる信仰者として神様との関係において同等の立場であり、お互い様の関係を持っています。あなたも私も同じ罪人であり、ただ、イエス様を信じる信仰によって罪赦されて神様の子どもとしての立場をいただくようになった者に過ぎないのです。

 教会はキリストのからだであると聖書に記されています。(ローマ12:5、Ⅰコリント12:12~27) 人体では、どの部分も同じ血流によって各細胞は養われています。私たちもキリストの血潮により罪赦された者としてキリストのからだの各部分であり、お互いがお互いを必要としています。また、私たちは、他の信仰者に対して責任をもって関わっていく必要があります。そして、キリストに根ざした愛の業によって互いに助け合い、仕え合って、キリストのからだを建て上げていきます。そのことによって、世の人々に対して影響力のある教会として成長していきます。

 相互に関わり合い、徳を高めあって、教会がキリストの御姿に成長していくことを目指していきましょう。ハレルヤ!