message-2013/11/3
2013年11月3日 『収穫』 マタイによる福音書9章37~38節
9:35 イエスは、すべての町々村々を巡り歩いて、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをおいやしになった。
9:36 また群衆が飼う者のない羊のように弱り果てて、倒れているのをごらんになって、彼らを深くあわれまれた。
9:37 そして弟子たちに言われた、「収穫は多いが、働き人が少ない。
9:38 だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい」。
イエス様は、イエス様と同じ心で「永遠の命に至る実」(ヨハネ4:36)を収穫する働き人を求めておられます。「永遠の命に至る実」とは、罪びとの私たちを罪から救ってくださる救い主イエス様を信じ、罪赦された者として神様から認められ、神様の子どもとしての取り扱いを受けるようにされた人々のことを言います。
イエス様と同じ心で収穫のために働くとは、「イエスは、すべての町々村々を巡り歩いて、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをおいやしになった。 また群衆が飼う者のない羊のように弱り果てて、倒れているのをごらんになって、彼らを深くあわれまれた。」(35~36節)の御言葉にあるように、イエス様の救いを知らずに弱り果てて、倒れている人々を深くあわれむ動機から、イエス様の救いの福音を語り伝えて、イエス様を信じる信仰へと導くことを言います。
また、イエス様と同じ心とは、同じ視点、視野、洞察力で人々や物事、出来事を見ることでもあります。私たちは、自分の知恵や経験や努力によらず、ただ、神の霊である聖霊の助けと導きによって、イエス様と同じ心に造り変えていただくことができるのです。(Ⅱコリント3:17~18)
イエス様の心を心として、イエス様と共に永遠の命に至る実を収穫する働き人として用いられてまいりましょう。ハレルヤ!