message-2024/02/25 

『気をつけること』 箴言23章

23:1治める人と共に座して食事するとき、
あなたの前にあるものを、よくわきまえ、
23:2あなたがもし食をたしなむ者であるならば、
あなたののどに刀をあてよ。
23:3そのごちそうをむさぼり食べてはならない、
これは人を欺く食物だからである。
23:4富を得ようと苦労してはならない、
かしこく思いとどまるがよい。
23:5あなたの目をそれにとめると、それはない、
富はたちまち自ら翼を生じて、
わしのように天に飛び去るからだ。
23:6物惜しみする人のパンを食べてはならない、
そのごちそうをむさぼり願ってはならない。
23:7彼は心のうちで勘定する人のように、
「食え、飲め」とあなたに言うけれども、
その心はあなたに真実ではない。
23:8あなたはついにその食べた物を吐き出すようになり、
あなたのねんごろな言葉もむだになる。

23:9愚かな者の耳に語ってはならない、

彼はあなたの言葉が示す知恵をいやしめるからだ。

23:10古い地境を移してはならない、

みなしごの畑を侵してはならない。

23:11彼らのあがない主は強くいらせられ、

あなたに逆らって彼らの訴えを弁護されるからだ。

23:12あなたの心を教訓に用い、

あなたの耳を知識の言葉に傾けよ。

23:13子を懲らすことを、さし控えてはならない、

むちで彼を打っても死ぬことはない。

23:14もし、むちで彼を打つならば、

その命を陰府から救うことができる。

23:15わが子よ、もしあなたの心が賢くあれば、

わたしの心もまた喜び、

23:16もしあなたのくちびるが正しい事を言うならば、

わたしの心も喜ぶ。

23:17心に罪びとをうらやんではならない、

ただ、ひねもす主を恐れよ。

23:18かならず後のよい報いがあって、

あなたの望みは、すたらない。

23:19わが子よ、よく聞いて、知恵を得よ、

かつ、あなたの心を道に向けよ。

23:20酒にふけり、

肉をたしなむ者と交わってはならない。

23:21酒にふける者と、肉をたしなむ者とは貧しくなり、

眠りをむさぼる者は、ぼろを身にまとうようになる。

23:22あなたを生んだ父のいうことを聞き、

年老いた母を軽んじてはならない。

23:23真理を買え、これを売ってはならない、

知恵と教訓と悟りをも買え。

23:24正しい人の父は大いによろこび、

知恵ある子を生む者は子のために楽しむ。

23:25あなたの父母を楽しませ、

あなたを産んだ母を喜ばせよ。

23:26わが子よ、あなたの心をわたしに与え、

あなたの目をわたしの道に注げ。

23:27遊女は深い穴のごとく、

みだらな女は狭い井戸のようだ。

23:28彼女は盗びとのように人をうかがい、

かつ世の人のうちに、不信実な者を多くする。

23:29災ある者はだれか、憂いある者はだれか、

争いをする者はだれか、煩いある者はだれか、

ゆえなく傷をうける者はだれか、

赤い目をしている者はだれか。

23:30酒に夜をふかす者、

行って、混ぜ合わせた酒を味わう者である。

23:31酒はあかく、杯の中にあわだち、なめらかにくだる、

あなたはこれを見てはならない。

23:32これはついに、へびのようにかみ、

まむしのように刺す。

23:33あなたの目は怪しいものを見、

あなたの心は偽りを言う。

23:34あなたは海の中に寝ている人のように、

帆柱の上に寝ている人のようになる。

23:35あなたは言う、

「人がわたしを撃ったが、わたしは痛くはなかった。

わたしを、たたいたが、わたしは何も覚えはない。

いつわたしはさめるのか、

また酒を求めよう」と。

箴言23章

「メッセージ要約」

私たちの日常には、落とし穴のように私たちを陥れようとする誘惑の罠があります。

親は知識と人生経験によって、子どものためにその罠がどういうものであるかを教えます。

 今日はその視点で、箴言23章を学びましょう。

① 食事をご馳走になるとき(1~3、6~8)…人を欺くためのご馳走に気をつける

② 富を得ることに尽力するとき(4~5)…富を浪費する

③ 愚かな者に助言するとき(9)…無駄なことになる

④ 土地の境界線を扱うとき(10~11)…偽ってはならない

⑤ 子どもを教育するとき(12~19)…わが子が主を恐れる道を選ぶため

⑥ 怠け者との関係(20~21)…貧しくなる

⑦ 親の教えを受けるとき(22~26)…親を敬う

⑧ 遊女の誘惑に合うとき(27~28)…欺かれる

⑨ 泥酔したとき(29~35)…災い、憂い、争い、煩いある者になる

 親は、自分の子どもが誘惑の罠に陥って誤った道に進んで行くことがないように教育

します。信仰者は特に、「主を恐れる」道に子どもが進んで行くことができるように教える

責任があります。肉親ではなくても、私たちは親身になって親しい関係の次世代と関わる

ことができます。イエス様による新しい契約の中に生きている私たちは、イエス様を通して

現わされた神様の愛によって、次世代を「主を恐れる」生き方に導く責任があります。

自分の経験を次世代と分かち合って、共にイエス様を見上げて御言葉を実行しましょう。

ハレルヤ!

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以下サイトもご活用ください。

■「聴くドラマ聖書」

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