message-2011/11/20
11月20日 『再臨』 マルコによる福音書13章24~37節
13:24 その日には、この患難の後、日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、
13:25 星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。
13:26 そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、人々は見るであろう。
13:27 そのとき、彼は御使たちをつかわして、地のはてから天のはてまで、四方からその選民を呼び集めるであろう。
13:28 いちじくの木からこの譬を学びなさい。その枝が柔らかになり、葉が出るようになると、夏の近いことがわかる。
13:29 そのように、これらの事が起るのを見たならば、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
13:30 よく聞いておきなさい。これらの事が、ことごとく起るまでは、この時代は滅びることがない。
13:31 天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。
13:32 その日、その時は、だれも知らない。天にいる御使たちも、また子も知らない、ただ父だけが知っておられる。
13:33 気をつけて、目をさましていなさい。その時がいつであるか、あなたがたにはわからないからである。
13:34 それはちょうど、旅に立つ人が家を出るに当り、その僕たちに、それぞれ仕事を割り当てて責任をもたせ、門番には目をさましておれと、命じるようなものである。
13:35 だから、目をさましていなさい。いつ、家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、にわとりの鳴くころか、明け方か、わからないからである。
13:36 あるいは急に帰ってきて、あなたがたの眠っているところを見つけるかも知れない。
13:37 目をさましていなさい。わたしがあなたがたに言うこの言葉は、すべての人々に言うのである」。
イエス様は弟子達に、ご自身が再び来られて(再臨)、地上を支配されるときのことをお話しされました。
使徒行伝1章3節~11節に復活の姿のイエス様が天に上られる様子が記されています。
イエス様は、私たちに罪の赦しを与えるために十字架で死なれて、三日目に復活し、復活の姿で弟子達に40日間現れて神の国について教えられました。40日目にイエス様は、弟子達の前で天に上げられ、雲に包まれて姿が見えなくなりました。弟子達が天を見つめていると、突然、白い衣を着た二人の人(天使)が彼らのそばに立っていて、弟子達に、「イエス様が天に上って行かれるのをあなた達が見たのと同じように、またおいでになるであろう」と言いました。
イエス様が再び来られる時、イエス様を信じる私たちは、天に引き上げられて、空中でイエス様とお会いして、イエス様と同じ復活の姿に変えられることが約束されています。(Ⅰテサロニケ4:13~18、Ⅰコリント15:50~53、ピリピ3:20~21)
その日がいつなのかを知っているのは父なる神様だけです。(13:32)
イエス様の再臨前には、前兆があることが13章5節~13節に記されています。14節~25節の記事は今までに例を見ない大患難と解釈して、その大患難前にイエス様がまずは空中に再臨されて、信仰者は死んでいる者も生きている者も皆天に引き上げられ、空中でイエス様にお会いして復活の姿にかえられ、いつまでもイエス様と共にいる空間に入れられます。そして、大患難の終わりにイエス様は地上のオリブ山に立たれて、人々に姿を現されます。(13:26~27)
イエス様を救い主と信じる私たちは、再臨のイエス様とお会いする希望を持っています。そして、イエス様と同じ復活の姿に変えられる希望があります。朽ちる体が朽ちない栄光の復活の体に変えられるので、永遠に神と共に生きることが実現します。
私たちは、イエス様の再臨に備え、この地上での生活において、永遠に変わることのないイエス様の言葉(聖書の言葉)を守り行い、その日がいつ来ても大丈夫なように、イエス様を信じて希望を持って生活しましょう。ハレルヤ!