message-2012/8/12

2012年8月12日 『新しく生まれる』 ヨハネによる福音書3章16~21節

3:16 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。
3:17 神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。
3:18 彼を信じる者は、さばかれない。信じない者は、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。
3:19 そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。
3:20 悪を行っている者はみな光を憎む。そして、そのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。
3:21 しかし、真理を行っている者は光に来る。その人のおこないの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。

 イエス・キリストを救い主と信じることは、「新しく生まれる」ことです。それは、神様の霊である聖霊の働きによるものです。(ヨハネ3:1~8)

 聖霊により新しく生まれる体験は、神様と共に生きていく命である「永遠の命」をいただくということであり、それは、やがて体は衰えて死を迎えることがあっても、信じる者たちの霊は神様が支配しておられる神の国(天国)に入り、神様と共に永遠に生きていくようにされるということでもあります。

 イエス様を信じる力は、神様の霊である聖霊が与えてくださる力であって、自分の努力によるものではありません。私たちにできることは、聖霊の働きかけに対しての自分自身の意思決定であり決断です。聖霊の働きかけに対して、私たちの自由意志によって応答するとき、聖霊の働きかけを拒んでイエス様を信じない決断をすれば、その人の罪は赦されないままで残るので、死後に神様の裁きを受けて永遠の滅びに行くことになります。

 しかし、聖霊の働きかけに対して心を開いて受け入れて、イエス様を救い主と信じるならば、その人の罪は赦されて永遠の命が与えられて、死後に神の国で神様と共に永遠に生きることができます。

 イエス様は私たちの罪を赦すために、私たちの罪をその身に負って、十字架の死によって私たちの身代わりとなって罪の罰を受けてくださいました。イエス様を救い主と信じるならば、神様は私たちの罪を赦してくださり、神様と共に生きていく永遠の命を与えてくださって神の国に入ることができるようにしてくださいます。その保証として、イエス様を信じる者の内に聖霊を与えてくださり、神様に対して新しく生まれた者としての歩みができるようにしてくださいます。

 私たちを罪から救ってくださるイエス様を信じて、新しく生まれた者として神様と共に生きていきましょう。ハレルヤ!