message-2012/8/26

2012年8月26日 『とりなしの祈り』 ヨハネによる福音書17章1~5節

17:1 これらのことを語り終えると、イエスは天を見あげて言われた、「父よ、時がきました。あなたの子があなたの栄光をあらわすように、子の栄光をあらわして下さい。
17:2 あなたは、子に賜わったすべての者に、永遠の命を授けさせるため、万民を支配する権威を子にお与えになったのですから。
17:3 永遠の命とは、唯一の、まことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。
17:4 わたしは、わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げて、地上であなたの栄光をあらわしました。
17:5 父よ、世が造られる前に、わたしがみそばで持っていた栄光で、今み前にわたしを輝かせて下さい。

 

 私たちの信仰生活というのは、神の霊である聖霊の働きにより、聖書の御言葉によってイエス様を知り、イエス様を信じて、イエス様のように生きることを目指して生活するというものです。

 そのように生活することは、イエス様が祈られたように私たちも祈る生活をしていくということです。

 イエス様は、父なる神様を「父よ」と呼んで祈られました。イエス様を信じて神様の子どもとしての特権をいただいている私たちも、「父なる神様、……イエス様のお名前によってお祈りします」と祈ることができます。

 

 イエス様は、イエス様を信じている人たちが守られるように祈られました。

「 わたしはもうこの世にはいなくなりますが、彼らはこの世に残っており、わたしはみもとに参ります。聖なる父よ、わたしに賜わった御名によって彼らを守って下さい。それはわたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。 わたしが彼らと一緒にいた間は、あなたからいただいた御名によって彼らを守り、また保護してまいりました。彼らのうち、だれも滅びず、ただ滅びの子だけが滅びました。それは聖書が成就するためでした。 今わたしはみもとに参ります。そして世にいる間にこれらのことを語るのは、わたしの喜びが彼らのうちに満ちあふれるためであります。 わたしは彼らに御言を与えましたが、世は彼らを憎みました。わたしが世のものでないように、彼らも世のものではないからです。 わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、彼らを悪しき者から守って下さることであります。」 (17:11~15)

 私たちも、イエス様を信じている人たちがこの世での様々な悪から守られて、信仰生活を全うできるように祈ることが大切です。

 また、イエス様は、イエス様を信じている人たちが、神様の愛でひとつになるように祈られました。私たちも、イエス様を信じている人たちが神様の愛によってひとつになることを求めて祈ることが大切です。それは、イエス様を信じている人たちがそのようになることによって、まだイエス様を信じていない人たちに、イエス様を通して現された神様の愛を示すことになり、神様の栄光を現すことになるからです。

「 父よ、それは、あなたがわたしのうちにおられ、わたしがあなたのうちにいるように、みんなの者が一つとなるためであります。すなわち、彼らをもわたしたちのうちにおらせるためであり、それによって、あなたがわたしをおつかわしになったことを、世が信じるようになるためであります。 わたしは、あなたからいただいた栄光を彼らにも与えました。それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。 わたしが彼らにおり、あなたがわたしにいますのは、彼らが完全に一つとなるためであり、また、あなたがわたしをつかわし、わたしを愛されたように、彼らをお愛しになったことを、世が知るためであります。」 (17:21~23)

  イエス様を信じて罪から救われ、神様の子どもとされた私たちは、イエス様が、私たちのために祈られたように祈ることを実践する信仰生活を送りたいと思います。ハレルヤ!