message-2013/10/6
2013年10月6日 『初代教会』 使徒行伝2章42~47節
2:42 そして一同はひたすら、使徒たちの教を守り、信徒の交わりをなし、共にパンをさき、祈をしていた。
2:43 みんなの者におそれの念が生じ、多くの奇跡としるしとが、使徒たちによって、次々に行われた。
2:44 信者たちはみな一緒にいて、いっさいの物を共有にし、
2:45 資産や持ち物を売っては、必要に応じてみんなの者に分け与えた。
2:46 そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、
2:47 神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。
イエス様が十字架上で死なれて3日目に復活され、復活された姿で40日間弟子たちのところに現れて彼らを教え、40日目に天に昇られ、その10日後にイエス様が約束してくださった神の霊である聖霊が弟子たちに注がれ、弟子たちは聖霊に満たされて、聖霊が語らせるままに他国の言葉で語りだし、その後、弟子のペテロの説教によってイエス様を救い主と信じて救われる者が三千人ほどあり、エルサレムにおいて最初の教会が形成されていきました。その初代エルサレム教会の様子が上記の聖書箇所です。
初代エルサレム教会の信徒たちの交わりは、私たちキリスト教会の原点であり、基本であり、モデル、模範、お手本と言われるものです。
彼らの信仰生活には、一言で言って「影響力」がありました。彼らは、イエス様を信じる信仰によって自分自身が明確に変えられる体験を持っていました。また、彼らの福音宣教には、神様のしるしと奇跡が伴いました。また、信仰者の内に、キリストの弟子としての人格が御言葉の教えにより形づくられていきました。また、信仰者同士の交わりに、神様を中心とした真実な愛の交わりがありました。
その彼らの様子を見ていた地域の人々は、彼らの集まりに対し好意を持っていたようです。彼らの中に、この世の中には無いものを見て、神様が彼らと共におられることを知り、イエス様を救い主と信じて救われる人々が日々教会の仲間に加えられていきました。
初代エルサレム教会で成された福音宣教とそれに伴う神様の業、そして、信徒たちの中にあるイエス様の愛に根ざした交わり、それらのことがキリストを力強く証しすることとなり、地域に影響を与え、救われる人々が起こされていったように、私たちもそのような教会を目指して行きたいと願います。ハレルヤ!