message-2013/3/10
2013年3月10日 『聖霊の働き』 使徒行伝11章19節~26節
11:19 さて、ステパノのことで起った迫害のために散らされた人々は、ピニケ、クプロ、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者には、だれにも御言を語っていなかった。
11:20 ところが、その中に数人のクプロ人とクレネ人がいて、アンテオケに行ってからギリシヤ人にも呼びかけ、主イエスを宣べ伝えていた。
11:21 そして、主のみ手が彼らと共にあったため、信じて主に帰依するものの数が多かった。
11:22 このうわさがエルサレムにある教会に伝わってきたので、教会はバルナバをアンテオケにつかわした。
11:23 彼は、そこに着いて、神のめぐみを見てよろこび、主に対する信仰を揺るがない心で持ちつづけるようにと、みんなの者を励ました。
11:24 彼は聖霊と信仰とに満ちた立派な人であったからである。こうして主に加わる人々が、大ぜいになった。
11:25 そこでバルナバはサウロを捜しにタルソへ出かけて行き、
11:26 彼を見つけたうえ、アンテオケに連れて帰った。ふたりは、まる一年、ともどもに教会で集まりをし、大ぜいの人々を教えた。このアンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった。
神様は、私たちの思い込みや考え方の枠を超えたことをしてくださる方です。聖霊に満たされて導かれている信仰者は、常に聖霊の助けにより祈りによって神様と相談して、いつ、どこで、だれが、なにを、どのようにして、なぜ(5W1H)を教えていただいて、自分の経験や知識、能力からくるところの思い込みや考え方を超えた神様の導きを受け取って、信仰によって一歩一歩前進していくことができます。
この聖書記事においては、ユダヤ人クリスチャンの思い込みや考えの枠を超えるような神様の御業を目の当たりにしている信仰者たちの様子が記されています。イエス様の救いは、旧約における選びの民であるイスラエル民族(ユダヤ人)だけのものではなく、異邦人もイエス様を救い主と信じる信仰によって救われることを彼らは見聞きして、そのことを柔軟に受け入れて認めていきました。
現代の私たちも、聖霊に満たされて、聖霊の導きに聞き従って行くときに、私たちの思い込みや考えを超えた神様の御業を見て聞いて体験することができます。
その恵みを期待して、聖霊に満たされた歩みを求めていきましょう。ハレルヤ!