message-2013/5/26

2013年5月26日 『愛するということ―神を愛する―』

 マタイによる福音書22章37節

 イエスは言われた、『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。

 「愛する」とは、対象とする人や物や事柄に絶大な関心を寄せるということでもあります。

 イエス様は、まず第一に神様を愛するように教えられました。何よりも優先して神様に絶大な関心を寄せるということです。

 関心を寄せている対象者に対して、私たちは、その人が何を考えて、どんな気持ちでいるのか、何をしたいと思っているのか、とても知りたくなります。

 ですから、私たちはまず第一に、神様がどのようなことをお考えであるか、どんなお気持ちか、どのようなことをしたいと思っておられるか、ということに絶大な関心を持つことが大切です。それは、神様の御心、御思いを知るということでもあります

 神様の御心を教えてくださるのは、神の霊である聖霊です。私たちは聖霊によって神様の御心を聖書の御言葉に基づいて教えていただくことができるようされています。それは、イエス様を信じる信仰によって、信じる私たちの内に聖霊が住まわれて、そのことができるように新しく造られた者とされているからです。

 ですから、私たちは聖霊が語りかけてくださる神様の御心を「心をつくし、精神をつくし、思いをつくして」真剣に、集中して傾聴する必要があります。

 そして、教えていただいた神様の御心に同意して、共感して、実行していくことが、神様をまず何よりも第一に愛するということになります。

 そのことが実行できるように、内に住まわれる聖霊を認め、聖霊による語りかけを聴くことに集中して力を注ぎましょう。そして、愛する神様の御心をこの地上で実現する者とならせていただきましょう。ハレルヤ!