message-2013/7/28
2013年7月28日 『祭司の務め』 テモテへの第一の手紙2章1~4節
2:1 そこで、まず第一に勧める。すべての人のために、王たちと上に立っているすべての人々のために、願いと、祈と、とりなしと、感謝とをささげなさい。
2:2 それはわたしたちが、安らかで静かな一生を、真に信心深くまた謹厳に過ごすためである。
2:3 これは、わたしたちの救主である神のみまえに良いことであり、また、みこころにかなうことである。
2:4 神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。
イエス様を信じる信仰者は、神様と人々との仲介者である祭司の務めをします。人々と言っても先ずは、自分のもっとも身近にいる家族、友人、職場の人、学校の友人、サークルの仲間、隣近所の方など親しく関わっている人たちが対象となります。そして、もっと広い関わりでは、住んでいる市町村、都道府県、国、世界の人々と範囲が広がっていきます。
私たちは、彼らのために、「願い」「祈り」「とりなし」「感謝」をささげるように勧めを受けています。とにかく、「彼らのために祈ること!!」ということです。(1節)
彼らは生活の中で、人生の中で、多くの必要を感じています。私たちはその必要のためにとりなして祈り、必要に応じてアドバイスを与えたり、具体的な援助をすることもあります。そのような彼らの必要のために祈り、助けを与えることは、具体的にキリストの愛を現すことでもあります。
しかし、彼らのもっとも重要な必要は、彼らの霊的な必要に対する満たしです。彼らの霊的な必要、飢え渇きは、イエス・キリストによる罪の赦しを受けて、神様と共に生きていくことによってしか満たされません。私たちは、祭司としてその重要性を第一のこととして心に留めて祈ります。
私たちは、イエス様によって罪赦された者として大胆に恐れることなく神様に近づいて祈り、聖霊による神様からの語りかけによって御心を教えていただき、御心に沿った祈りに導かれ、神様の御心を人々のところに行って語り、また、御心を行います。
「神は、すべての人が救われて、真理を悟るに至ることを望んでおられる。」(4節)
神様の御心を実現する祭司としての務めを果たしていきましょう。ハレルヤ!