message-2013/8/11
2013年8月11日 『地の塩』 マタイによる福音書5章13節
あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。
塩は生活の必需品です。食材の味付け、腐敗から守る、水分を出す、甘みを増すなど、料理には欠かせないものであり、人間の健康にも欠かせないものです。
イエス様は信仰者の生き方を塩に譬えました。それは、信仰者がこの世を腐敗から守りきよめる働きのためにこの地に遣わされているということを表わしているものです。
塩は物質に溶け込んで変化を与えます。それは、地の塩である私たちがこの地に住んで、関わりのある人々や物事に変化を与えるということでもあります。クリスチャンは、周りの人たちに影響を与える者であるということです。
私たちは、神と人との間に立って祭司の務めをします。それは、人々のために神様の前に出てとりなしの祈りを捧げ、また、人々のところに行って神様の御心をお伝えする務めです。この務めによって私たちは地の塩としての役目を果たします。
私たちは、神様の祝福が人々に及ぶようにとりなしの祈りを捧げ、神様の祝福を受けるためにはどのようにするべきかを人々に語ります。
私たちがイエス様を救い主と信じて神様の祝福をいただいているように、他の人々にも、イエス様を通して与えられている神様の祝福があることをお伝えします。
神様の祝福の源がイエス様にあることを、私たちは生活の中で、言葉や行いによって周りの人々に表わします。そのことによって、人々を罪の支配による腐敗から守り、イエス様によって罪が赦されてきよめられる道を示して、人々をイエス様を救い主と信じる信仰へと導きます。
そのように、地の塩として神様によって味付けられた者として生活していきましょう。ハレルヤ!!