message-2014/8/10
2014年8月10日 『赦すということー親に対してー』
エペソ人への手紙6章1~3節
6:1 子たる者よ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことである。
6:2 「あなたの父と母とを敬え」。これが第一の戒めであって、次の約束がそれについている、
6:3 「そうすれば、あなたは幸福になり、地上でながく生きながらえるであろう」。
私たちは、親との関係から御言葉の真理を学ぶことができます。
私たちは、親に対して尊敬できずに反抗を続けていると、心がすさんでくる、つらくなる、さびしくなるなどの状態になり、心が幸せではなくなるのではないでしょうか。つまりは、罪責感のために幸福感が失われている状態とも言えるのではないでしょうか。
親との関係は年齢に応じて変化していきますが、私たちが何歳になったとしてもこのことは起こってくるのではないでしょうか。
親を敬えないときはどんなときでしょうか?父親が母親を大切に扱っていないとき、また、母親が父親を尊敬していないとき、つまり、聖書の夫婦の教えである「あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい」(エペソ5:33)に親が従っていないときというのが根本原因なのではないかと思うのです。
しかし、親も人間ですから完全ではありません。そこで、子どもである私たちにできることは「親を赦す」ということです。自分も親も欠けと弱さを持った不完全な人間であるということを知ることです。そして、同じ罪人として、イエス様による救いを必要としている人であることを知ることです。そうすることによって、イエス様による神様の愛が与えられて、親への尊敬が生まれてきて、幸福感が与えられるのです。
神様の御言葉は真理です。親を尊敬することができないときは、親を赦すときです。イエス様の愛によって導かれてまいりましょう。ハレルヤ!