message-2024/04/28

『主のしもべダビデ』 サムエル記下6章、詩篇16、56~60篇、使徒行伝2:25~32節、エゼキエル書37章24~28節

6:12しかしダビデ王は、「主が神の箱のゆえに、オベデエドムの家とそのすべての所有を祝福されている」と聞き、ダビデは行って、喜びをもって、神の箱をオベデエドムの家からダビデの町にかき上った。 6:13主の箱をかく者が六歩進んだ時、ダビデは牛と肥えた物を犠牲としてささげた。 6:14そしてダビデは力をきわめて、主の箱の前で踊った。その時ダビデは亜麻布のエポデをつけていた。 6:15こうしてダビデとイスラエルの全家とは、喜びの叫びと角笛の音をもって、神の箱をかき上った。

サムエル記下6章

2:25ダビデはイエスについてこう言っている、

『わたしは常に目の前に主を見た。

主は、わたしが動かされないため、

わたしの右にいて下さるからである。

2:26それゆえ、わたしの心は楽しみ、

わたしの舌はよろこび歌った。

わたしの肉体もまた、望みに生きるであろう。

2:27あなたは、わたしの魂を黄泉に捨ておくことをせず、

あなたの聖者が朽ち果てるのを、お許しにならないであろう。

2:28あなたは、いのちの道をわたしに示し、

み前にあって、わたしを喜びで満たして下さるであろう』。

2:29兄弟たちよ、族長ダビデについては、わたしはあなたがたにむかって大胆に言うことができる。彼は死んで葬られ、現にその墓が今日に至るまで、わたしたちの間に残っている。 2:30彼は預言者であって、『その子孫のひとりを王位につかせよう』と、神が堅く彼に誓われたことを認めていたので、 2:31キリストの復活をあらかじめ知って、『彼は黄泉に捨ておかれることがなく、またその肉体が朽ち果てることもない』と語ったのである。 2:32このイエスを、神はよみがえらせた。そして、わたしたちは皆その証人なのである。

使徒行伝2章

「メッセージ要約」

詩篇にある「ダビデのミクタムの歌」とは、「ダビデの最高に美しい詩の中から」という意味

があります。使徒行伝2章25~31節には、ダビデのことが語られています。25~28節に

は詩篇16篇8~11節が引用されています。ダビデは主との親しい交わりの中で主への賛

美の詩を多く書き著わしました。主のしもべダビデから賛美について学びましょう。

① ダビデは主の御前で踊りをもって力の限り主を賛美した (サムエル記下6章)

    ダビデは王として主への礼拝を導いた…音楽を用いた礼拝形式(歴代志上15章)

    ダビデは祭司として主への犠牲を捧げた…全身全霊で主への礼拝を捧げた

    ダビデは預言者として主の御心を語った…主を恐れ、心を尽くして愛する姿勢

② ダビデのミクタムの歌 (詩篇16、56~60篇)

    「お守りください」 「あわれんでください」 「お救いください」…試練の時の心の叫び

    試練の中で主に寄り頼む訓練を受けた…主を恐れ、主に従う訓練

    訓練の中で主との親密な関係を深めて行った…主を知る喜びが賛美となる

③ ダビデの救い主預言…賛美は預言である (使徒行伝2:25~32節)

    ダビデの子孫に救い主が生まれる (マタイ1章)

    「わがしもべダビデ」(エゼキエル37:24~28)の子孫としての救い主預言

    復活のイエス・キリストは永遠の王となられる …キリストの初臨と再臨

 賛美には、「福音(ゴスペル)」、「証し」、「祈り」、「礼拝」などの要素があります。

主のしもべダビデの主への賛美の詩にも曲がつけられて歌になりました。「ダビデのミクタ

ムの歌」は、試練の中で主に助けを求めて叫び、主の御心を教えられている預言の歌で

もあります。私たちも力の限り主を求め、主を賛美してまいりましょう。 ハレルヤ!

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聖書の引用箇所について詳しく確認されたい方は

以下サイトもご活用ください。

■「聴くドラマ聖書」

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