message-2024/08/11
『喪失感』 伝道の書6章、エペソ人への手紙1章
6:1わたしは日の下に一つの悪のあるのを見た。これは人々の上に重い。 6:2すなわち神は富と、財産と、誉とを人に与えて、その心に慕うものを、一つも欠けることのないようにされる。しかし神は、その人にこれを持つことを許されないで、他人がこれを持つようになる。これは空である。悪しき病である。 6:3たとい人は百人の子をもうけ、また命長く、そのよわいの日が多くても、その心が幸福に満足せず、また葬られることがなければ、わたしは言う、流産の子はその人にまさると。 6:4これはむなしく来て、暗やみの中に去って行き、その名は暗やみにおおわれる。 6:5またこれは日を見ず、物を知らない。けれどもこれは彼よりも安らかである。 6:6たとい彼は千年に倍するほど生きても幸福を見ない。みな一つ所に行くのではないか。
6:7人の労苦は皆、その口のためである。しかしその食欲は満たされない。 6:8賢い者は愚かな者になんのまさるところがあるか。また生ける者の前に歩むことを知る貧しい者もなんのまさるところがあるか。 6:9目に見る事は欲望のさまよい歩くにまさる。これもまた空であって、風を捕えるようなものである。伝道の書6章
1:15こういうわけで、わたしも、主イエスに対するあなたがたの信仰と、すべての聖徒に対する愛とを耳にし、 1:16わたしの祈のたびごとにあなたがたを覚えて、絶えずあなたがたのために感謝している。 1:17どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、知恵と啓示との霊をあなたがたに賜わって神を認めさせ、 1:18あなたがたの心の目を明らかにして下さるように、そして、あなたがたが神に召されていだいている望みがどんなものであるか、聖徒たちがつぐべき神の国がいかに栄光に富んだものであるか、 1:19また、神の力強い活動によって働く力が、わたしたち信じる者にとっていかに絶大なものであるかを、あなたがたが知るに至るように、と祈っている。 1:20神はその力をキリストのうちに働かせて、彼を死人の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右に座せしめ、 1:21彼を、すべての支配、権威、権力、権勢の上におき、また、この世ばかりでなくきたるべき世においても唱えられる、あらゆる名の上におかれたのである。 1:22そして、万物をキリストの足の下に従わせ、彼を万物の上にかしらとして教会に与えられた。 1:23この教会はキリストのからだであって、すべてのものを、すべてのもののうちに満たしているかたが、満ちみちているものに、ほかならない。
エペソ人への手紙1章
「メッセージ要約」
人生、何が起こるかわかりません。どんなに豊かな生活をしていたとしても一瞬
でそれらが失われること、また、自分の健康が損なわれること、命を失うことなど、
私たちが人生で体験する空しさは喪失体験とも言えます。皆さんはその時の喪失
感をどのように受け止めていますか?ご一緒に考えてみましょう。
① 人生の空しさ…風を捕らえるようなもの (伝道の書6:1~9)
経済的に、また、社会的地位において恵まれていたとしても(2)
恵まれた家庭環境で長寿であっったとしても(3)
生活のために働いていたとしても(7)
② 何が善であるかわからない…喪失感 (伝道の書6:10~12)
自分の限界を知る(10)
自分の願望が益になるとは限らない(11)
人生において何が善であるかわからない(12)
③ キリストによる充足感 (エペソ1章)
キリストにあって神の祝福を受けている信仰者の恵み(3~14)
聖霊によって神を知り、与えられている祝福を確信する恵み(15~19)
キリストのからだである教会は、神の臨在で満ちている恵み(20~23)
私たちの人生において体験する喪失感は、キリストにあって益となります。
それは、内住の聖霊様によってキリストの内に存在している自分を見出すことが
できるからです。そして、主は良いお方で、いつも私たちに良いこと(善)をしてくだ
さる方であることを知る機会となるからです。喪失感がある時は、聖霊様によって
イエス様と親しく交わり、イエス様を深く知る大切な時です。それは、イエス様によ
って現わされた神様の愛を知る時だからです。 ハレルヤ!
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