message-2024/09/29
『愛の讃歌』 雅歌1章、エペソ人への手紙5章15~33節
1ソロモンの雅歌
2どうか、あなたの口の口づけをもって、
わたしに口づけしてください。
あなたの愛はぶどう酒にまさり、
3あなたのにおい油はかんばしく、
あなたの名は注がれたにおい油のようです。
それゆえ、おとめたちはあなたを愛するのです。
4あなたのあとについて、行かせてください。
わたしたちは急いでまいりましょう。
王はわたしをそのへやに連れて行かれた。
わたしたちは、あなたによって喜び楽しみ、
ぶどう酒にまさって、あなたの愛をほめたたえます。
おとめたちは真心をもってあなたを愛します。
5エルサレムの娘たちよ、
わたしは黒いけれども美しい。
ケダルの天幕のように、ソロモンのとばりのように。
6わたしが日に焼けているがために、
日がわたしを焼いたがために、
わたしを見つめてはならない。
わが母の子らは怒って、わたしにぶどう園を守らせた。
しかし、わたしは自分のぶどう園を守らなかった。
7わが魂の愛する者よ、
あなたはどこで、あなたの群れを養い、
昼の時にどこで、それを休ませるのか、
わたしに告げてください。
どうして、わたしはさまよう者のように、
あなたの仲間の群れのかたわらに、
いなければならないのですか。
8女のうちの最も美しい者よ、
あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、
羊飼たちの天幕のかたわらで、
あなたの子やぎを飼いなさい。
9わが愛する者よ、
わたしはあなたをパロの車の雌馬になぞらえる。
10あなたのほおは美しく飾られ、
あなたの首は宝石をつらねた首飾で美しい。
11われわれは銀を散らした金の飾り物を、
あなたのために造ろう。
12王がその席に着かれたとき、
わたしのナルドはそのかおりを放った。
13わが愛する者は、わたしにとっては、
わたしの乳ぶさの間にある没薬の袋のようです。
14わが愛する者は、わたしにとっては、
エンゲデのぶどう園にある
ヘンナ樹の花ぶさのようです。
15わが愛する者よ、見よ、あなたは美しい、
見よ、あなたは美しい、あなたの目ははとのようだ。
16わが愛する者よ、見よ、あなたは美しく、
まことにりっぱです。
わたしたちの床は緑、
17わたしたちの家の梁は香柏、
そのたるきはいとすぎです。雅歌1章
15そこで、あなたがたの歩きかたによく注意して、賢くない者のようにではなく、賢い者のように歩き、 16今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。 17だから、愚かな者にならないで、主の御旨がなんであるかを悟りなさい。 18酒に酔ってはいけない。それは乱行のもとである。むしろ御霊に満たされて、 19詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌をうたいなさい。 20そしてすべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に感謝し、 21キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。
22妻たる者よ。主に仕えるように自分の夫に仕えなさい。 23キリストが教会のかしらであって、自らは、からだなる教会の救主であられるように、夫は妻のかしらである。 24そして教会がキリストに仕えるように、妻もすべてのことにおいて、夫に仕えるべきである。 25夫たる者よ。キリストが教会を愛してそのためにご自身をささげられたように、妻を愛しなさい。 26キリストがそうなさったのは、水で洗うことにより、言葉によって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、 27また、しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、清くて傷のない栄光の姿の教会を、ご自分に迎えるためである。 28それと同じく、夫も自分の妻を、自分のからだのように愛さねばならない。自分の妻を愛する者は、自分自身を愛するのである。 29自分自身を憎んだ者は、いまだかつて、ひとりもいない。かえって、キリストが教会になさったようにして、おのれを育て養うのが常である。 30わたしたちは、キリストのからだの肢体なのである。 31「それゆえに、人は父母を離れてその妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである」。 32この奥義は大きい。それは、キリストと教会とをさしている。 33いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい。エペソ人への手紙5章
「メッセージ要約」
私が尊敬するある牧師は、「雅歌は、花婿なるキリストと花嫁なる教会のかかわりを学
ぶ最高のテキストです。」と言われました。また、エペソ人への手紙において著者のパウ
ロは、夫と妻はキリストと教会の奥義を体現するものであると述べています。
旧約聖書に、ラブソングのような男女の恋愛の情緒が詩的に著わされている雅歌があ
ることの意味を考えてみましょう。
① 登場人物は、花嫁、花婿、娘たち (雅歌1章)
相思相愛の花嫁と花婿
花嫁の花婿に対する熱烈な思慕
花婿から花嫁への賛辞
➁ クリスチャン夫婦の奥義 (エペソ人への手紙5:15~33)
まずは、主を恐れ、聖霊に満たされて互いに仕えあう(15~21)
妻に対する教えと夫に対する教え(22~30)
夫婦の奥義…花婿なるキリストと花嫁なる教会の関係を現わす(31~33)
世の中には様々な夫婦関係があります。クリスチャンの夫婦関係のビジョンは何でし
ょう。それは、雅歌の花婿と花嫁のようにお互いを熱烈に求める情緒的な関係であり、
エペソ人への手紙に著わされているキリストと教会の愛の関係性を反映させる目的で
結び合わされていることであり、生涯かけてキリストと教会の奥義(真理)を探究する使
命が与えられているとも言えます。
神様は結婚という契約を結んだ男女を祝福して、夫婦関係を通して神様を深く味わ
い知ることができるように導かれています。そのことを雅歌から学んでまいりましょう。
ハレルヤ!
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■「聴くドラマ聖書」
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