message-2024/11/03
『相思相愛』 雅歌6章、ヨヘネの第1の手紙4章7~21節
1女のうちの最も美しい者よ、
あなたの愛する者はどこへ行ったか。
あなたの愛する者はどこへおもむいたか。
わたしたちはあなたと一緒にたずねよう。
2わが愛する者は園の中で、群れを飼い、
またゆりの花を取るために自分の園に下り、
かんばしい花の床へ行きました。
3わたしはわが愛する人のもの、
わが愛する者はわたしのものです。
彼はゆりの花の中で、その群れを飼っています。
4わが愛する者よ、あなたは美しいことテルザのごとく、
麗しいことエルサレムのごとく、
恐るべきこと旗を立てた軍勢のようだ。
5あなたの目はわたしを恐れさせるゆえ、
わたしからそむけてください。
あなたの髪はギレアデの山を下る
やぎの群れのようだ。
6あなたの歯は洗い場から上ってきた
雌羊の群れのようだ。
みな二子を産んで、一匹も子のないものはない。
7あなたのほおは顔おおいのうしろにあって、
ざくろの片われのようだ。
8王妃は六十人、そばめは八十人、ま
た数しれぬおとめがいる。
9わがはと、わが全き者はただひとり、
彼女は母のひとり子、
彼女を産んだ者の最愛の者だ。
おとめたちは彼女を見て、さいわいな者ととなえ、
王妃たち、そばめたちもまた、彼女を見て、ほめた。
10「このしののめのように見え、
月のように美しく、太陽のように輝き、
恐るべき事、旗を立てた軍勢のような者はだれか」。
11わたしは谷の花を見、ぶどうが芽ざしたか、
ざくろの花が咲いたかを見ようと、
くるみの園へ下っていった。
12わたしの知らないうちに、わたしの思いは、
わたしを車の中のわが君のかたわらにおらせた。
13帰れ、帰れ、シュラムの女よ、
帰れ、帰れ、わたしたちはあなたを見たいものだ。
あなたがたはどうしてマハナイムの踊りを見るように
シュラムの女を見たいのか。雅歌6章
7愛する者たちよ。わたしたちは互に愛し合おうではないか。愛は、神から出たものなのである。すべて愛する者は、神から生れた者であって、神を知っている。 8愛さない者は、神を知らない。神は愛である。 9神はそのひとり子を世につかわし、彼によってわたしたちを生きるようにして下さった。それによって、わたしたちに対する神の愛が明らかにされたのである。 10わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して下さって、わたしたちの罪のためにあがないの供え物として、御子をおつかわしになった。ここに愛がある。 11愛する者たちよ。神がこのようにわたしたちを愛して下さったのであるから、わたしたちも互に愛し合うべきである。 12神を見た者は、まだひとりもいない。もしわたしたちが互に愛し合うなら、神はわたしたちのうちにいまし、神の愛がわたしたちのうちに全うされるのである。
13神が御霊をわたしたちに賜わったことによって、わたしたちが神におり、神がわたしたちにいますことを知る。 14わたしたちは、父が御子を世の救主としておつかわしになったのを見て、そのあかしをするのである。 15もし人が、イエスを神の子と告白すれば、神はその人のうちにいまし、その人は神のうちにいるのである。 16わたしたちは、神がわたしたちに対して持っておられる愛を知り、かつ信じている。神は愛である。愛のうちにいる者は、神におり、神も彼にいます。 17わたしたちもこの世にあって彼のように生きているので、さばきの日に確信を持って立つことができる。そのことによって、愛がわたしたちに全うされているのである。 18愛には恐れがない。完全な愛は恐れをとり除く。恐れには懲らしめが伴い、かつ恐れる者には、愛が全うされていないからである。 19わたしたちが愛し合うのは、神がまずわたしたちを愛して下さったからである。 20「神を愛している」と言いながら兄弟を憎む者は、偽り者である。現に見ている兄弟を愛さない者は、目に見えない神を愛することはできない。 21神を愛する者は、兄弟をも愛すべきである。この戒めを、わたしたちは神から授かっている。ヨハネの第一の手紙4章
「メッセージ要約」
「相思相愛」の花婿と花嫁の姿を雅歌では見ることができます。彼らの投影が新しい
契約における救い主イエス様と教会の私たちの関係に現わされています。私たちはイ
エス様を誰よりも何よりも愛しているでしょうか?そして、イエス様が私たちを愛してくだ
さったように互いに愛し合っているでしょうか?
これが、クリスチャン人生の中心的な課題です。そのことを考えてみましょう。
① 雅歌6章のアウトライン
1節:エルサレムの娘たちが花嫁に問いかける
2~3節:花嫁の応答…相思相愛の表現(3)
4~10節:花婿の言葉…花嫁への賛辞
11~12節:花嫁が花婿を恋い慕う思い
13節前半:エルサレムの娘たちの花嫁への呼びかけ
13節後半:花婿の応答…結婚式の時に踊る花嫁の舞について語る(7章に続く)
② キリストを通して現わされた父なる神の愛 (Ⅰヨハネ4:7~21)
キリストによって神の愛がわかるようになった…聖霊によって知る(7~13)
神の愛を証しする…キリストによって神の愛を知ったことを語る(14~16)
私たちは、キリストによって現わされた神の愛をこの世で実践する(17~21)
花婿なるイエス様と花嫁なる教会の私たちの愛の関係が、聖霊様によって相思相愛
の関係に導かれます。そして、イエス様が弟子達に言われた、「わたしがあなたがたを
愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34)というご命令を守る
ように導かれて、私たちはイエス様の愛に応えていきます。
イエス様の愛の内に留まって互いに愛し合うことを実践していくときに、まだイエス様を
知らない人々に証しする機会が与えられます。その時に、「私はイエス様のもの、イエス
様は私のすべてです」と告白できる花嫁に成長してまいりましょう。 ハレルヤ!
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