message-2025/06/01
『イエスに愛された弟子達』 使徒行伝1章3~14節
3イエスは苦難を受けたのち、自分の生きていることを数々の確かな証拠によって示し、四十日にわたってたびたび彼らに現れて、神の国のことを語られた。 4そして食事を共にしているとき、彼らにお命じになった、「エルサレムから離れないで、かねてわたしから聞いていた父の約束を待っているがよい。 5すなわち、ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは間もなく聖霊によって、バプテスマを授けられるであろう」。
6さて、弟子たちが一緒に集まったとき、イエスに問うて言った、「主よ、イスラエルのために国を復興なさるのは、この時なのですか」。 7彼らに言われた、「時期や場合は、父がご自分の権威によって定めておられるのであって、あなたがたの知る限りではない。 8ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」。 9こう言い終ると、イエスは彼らの見ている前で天に上げられ、雲に迎えられて、その姿が見えなくなった。 10イエスの上って行かれるとき、彼らが天を見つめていると、見よ、白い衣を着たふたりの人が、彼らのそばに立っていて 11言った、「ガリラヤの人たちよ、なぜ天を仰いで立っているのか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」。
12それから彼らは、オリブという山を下ってエルサレムに帰った。この山はエルサレムに近く、安息日に許されている距離のところにある。 13彼らは、市内に行って、その泊まっていた屋上の間にあがった。その人たちは、ペテロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党のシモンとヤコブの子ユダとであった。 14彼らはみな、婦人たち、特にイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちと共に、心を合わせて、ひたすら祈をしていた。使徒行伝1章
「メッセージ要約」
イエス様は弟子達を愛し通されました(ヨハネ13:1)。それは公生涯だけでなく、復活されてからもです。イエス様は良いお方です。必ず弟子達に良いものを与えて、良いことされました。しかし、弟子達にはまだ聖霊様が授けられていなかったので、イエス様の言葉と行動を理解できませんでした。けれども、彼らはイエス様の言葉に従って、聖霊様を授けて
頂けることを信じて、心合わせて祈り待ち望んだのです。使徒行伝1章から学びましょう。
① 弟子達に復活の姿で40日間現れたイエス (3~5)
神の国のことを語られた…旧約全体からイエスによる救いの成就を語られた(3)
弟子達に、「エルサレムから離れないで、父の約束を待ちなさい」と命じられた(4)
その約束は、「聖霊によってバプテスマを授けられる」ということ(5)
② 復活のイエスの昇天 (6~11)
弟子達はまだ聖霊を受けていなかったので、イエスの言葉を悟れなかった(6~8)
復活のイエスは、弟子達の見ている前で天に上げられ、姿が見えなくなった(9)
御使いが弟子達に、「イエスは‥‥またおいでになる」と言われた(10~11)
③ 弟子達は心合わせてひたすら祈っていた (12~14)
弟子達はイエスが昇天されたオリブの山を下って、エルサレムの宿に戻った(12)
11弟子とイエスの母マリヤと女弟子達、およびイエスの兄弟達は、心を合わせて、
ひたすら祈っていた(13~14)
復活のイエス様と40日間過ごした弟子達は、天に上られるイエス様を目の当たりにしま
した。そして、御使いから「同じ有様で、またおいでになる」と言われました。彼らは、イエス様が言われたことを信じて従いました。彼らは、「聖霊によってバプテスマを授けられる」と
いうことがどういうことなのか、どのようにそのことが起こるのか、いつ起こるのか、を知らず
に心合わせてひたすら祈ったのです。このイエス様への応答に、彼らの愛と献身が表され
ています。イエス様に愛されていることを知っている私たちも、イエス様への愛と献身を表
して従ってまいりましょう。 ハレルヤ!
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■「ともに聴く聖書」
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