message-2025/07/27

『契約』 創世記11章10~32節、12章、13章、ヘブル人への手紙11章8~10節

1時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。 2わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。
3あなたを祝福する者をわたしは祝福し、
あなたをのろう者をわたしはのろう。
地のすべてのやからは、
あなたによって祝福される」。
4アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。 5アブラムは妻サライと、弟の子ロトと、集めたすべての財産と、ハランで獲た人々とを携えてカナンに行こうとしていで立ち、カナンの地にきた。 6アブラムはその地を通ってシケムの所、モレのテレビンの木のもとに着いた。そのころカナンびとがその地にいた。 7時に主はアブラムに現れて言われた、「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」。アブラムは彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた。 8彼はそこからベテルの東の山に移って天幕を張った。西にはベテル、東にはアイがあった。そこに彼は主のために祭壇を築いて、主の名を呼んだ。

創世記12章

8信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った。 9信仰によって、他国にいるようにして約束の地に宿り、同じ約束を継ぐイサク、ヤコブと共に、幕屋に住んだ。 10彼は、ゆるがぬ土台の上に建てられた都を、待ち望んでいたのである。その都をもくろみ、また建てたのは、神である。

へブル人への手紙11章

 「メッセージ要約」
神様は人と契約を結ばれます。現在、私たちに与えられている「信仰による義」の契約は、イエス・キリストによって与えられています。先週学んだノアは、信仰によって「信仰による義」を受け継ぐ者となりました。今日学ぶアブラハムは、信仰によって義と認められたので、「信仰の父」と言われています。

① アブラハム(アブラム)はノアの息子セムの子孫 (創世記11:10~32)
    ノア→セム→アルパクサデ→シラ→エベル→ペレグ→リウ→セルグ→ナホル
    →テラ→アブラハム(アブラム)
    テラは、アブラハム(アブラム)とアブラハムの妻サラ(サライ)、アブラハムの弟の
    息子ロトを連れてカルデヤのウルからカナンの地に出て行き、ハランで死んだ

② 神とアブラハム(アブラム)の契約 (創世記12章、13章)
    全人類の祝福の基となる…救い主イエスは、アブラハムの子孫から生れる
    約束の地カナンを与える…神はアブラハム(アブラム)を祝福して守られる
    アブラハム(アブラム)は約束の地カナンで主のために祭壇を築いた

③ アブラハム→イサク→ヤコブに祝福の基としての契約が継承 (ヘブル11:8~10)
    ヤコブ(イスラエル)の子孫が祝福の基のイスラエル民族となる
    イスラエル民族から救い主イエスが生まれる…全人類を罪から救う救い主イエス
    今の教会時代は、救い主イエスを信じる信仰によって罪が赦されて救われる時

 教会は全人類の祝福の基として、この世に遣わされて置かれています。救い主イエス様による新しい契約によって罪が赦されて、神様との関係が回復します。それは、「信仰による義」を受け継ぐ者となるということです。そして、神様との和解の福音を人々に語り、人々が神様からの祝福を受け継ぐことができるようにように導くのです。それが、救い主イエス様による新しい契約に生きる者の考え方です。 ハレルヤ!  

----------------------------
聖書の引用箇所について詳しく確認されたい方は
以下サイトもご活用ください。

■「ともに聴く聖書」
https://www.prsi.org/ja/app
----------------------------