message-2025/09/28

『夫婦の教え』 エペソ人への手紙5章15~33節

15そこで、あなたがたの歩きかたによく注意して、賢くない者のようにではなく、賢い者のように歩き、 16今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。 17だから、愚かな者にならないで、主の御旨がなんであるかを悟りなさい。 18酒に酔ってはいけない。それは乱行のもとである。むしろ御霊に満たされて、 19詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌をうたいなさい。 20そしてすべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に感謝し、 21キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。22妻たる者よ。主に仕えるように自分の夫に仕えなさい。 23キリストが教会のかしらであって、自らは、からだなる教会の救主であられるように、夫は妻のかしらである。 24そして教会がキリストに仕えるように、妻もすべてのことにおいて、夫に仕えるべきである。 25夫たる者よ。キリストが教会を愛してそのためにご自身をささげられたように、妻を愛しなさい。 26キリストがそうなさったのは、水で洗うことにより、言葉によって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、 27また、しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、清くて傷のない栄光の姿の教会を、ご自分に迎えるためである。 28それと同じく、夫も自分の妻を、自分のからだのように愛さねばならない。自分の妻を愛する者は、自分自身を愛するのである。 29自分自身を憎んだ者は、いまだかつて、ひとりもいない。かえって、キリストが教会になさったようにして、おのれを育て養うのが常である。 30わたしたちは、キリストのからだの肢体なのである。 31「それゆえに、人は父母を離れてその妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである」。 32この奥義は大きい。それは、キリストと教会とをさしている。 33いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい。

エペソ人への手紙5章

 「メッセージ要約」
神様の時、機会、タイミング。聖書の御言葉に「神のなされることは皆その時にかなって美しい」(伝道の書3章11節)とあります。また、「今の時を生かして用いなさい」(エペソ人への手紙5章16節)とあります。神様の時に神様がなされることを、私たちの現在の生活に当てはめて考えてみましょう。

① 今のこの時に神様のみ旨を悟って実行する (15~21)
   歩き方に注意する=生活の仕方に注意する(15~16)
   酒に酔うよりも神の霊である聖霊に満たされて神のみ旨を悟る(18~19)
   救い主イエスによって神に感謝して、神を敬い、互いに仕え合う(20~21)

② 夫婦の教え (22~32)
   妻は夫を尊敬して仕える(22~24)
   夫は自分の命をかけて妻を愛する(25~29)
   キリストと教会との関係=夫と妻との関係(30~32)

③ 今のこの時を生かして、神のみ旨としての「夫婦の教え」を悟って実行する(33)
   社会の基礎となる最も小さい単位の夫婦関係が重要
   夫は自分の妻を自分自身のように愛すること
   妻は夫を敬うこと

 さて、皆さんいかがでしょうか?この「夫婦の教え」を、今のこの時に神様のみ旨として悟って実行しなさいと勧められています。自分の生活に適用して実行あるのみです。

しかし、なかなか実行が難しいからこそ、あえて、このように勧めとして述べられているとも言えます。そのために、救い主イエス様に頼って神様の霊である聖霊様に満たされなさいと勧められています。
自分にはできないけれども、救い主イエス様に頼るならば、自分の考え方、感じ方が変えられて、神様のみ旨を実行するための選択に導かれます。そのような奇跡を日々体験してまいりましょう。 ハレルヤ!

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■「ともに聴く聖書」
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