message-2026/03/15

『南ユダ王国への預言』 イザヤ書28章

14それゆえ、エルサレムにあるこの民を治める
あざける人々よ、主の言葉を聞け。
15あなたがたは言った、
「われわれは死と契約をなし、
陰府と協定を結んだ。
みなぎりあふれる災の過ぎる時にも、
それはわれわれに来ない。
われわれはうそを避け所となし、
偽りをもって身をかくしたからである」。
16それゆえ、主なる神はこう言われる、
「見よ、わたしはシオンに
一つの石をすえて基とした。
これは試みを経た石、
堅くすえた尊い隅の石である。
『信ずる者はあわてることはない』。
17わたしは公平を、測りなわとし、
正義を、下げ振りとする。
ひょうは偽りの避け所を滅ぼし、
水は隠れ場を押し倒す」。
18その時あなたがたが死とたてた契約は取り消され、
陰府と結んだ協定は行われない。
みなぎりあふれる災の過ぎるとき、
あなたがたはこれによって打ち倒される。
19それが過ぎるごとに、あなたがたを捕える。
それは朝な朝な過ぎ、
昼も夜も過ぎるからだ。
このおとずれを聞きわきまえることは、
全くの恐れである。
20床が短くて身を伸べることができず、
かける夜具が狭くて
身をおおうことができないからだ。
21主はペラジム山で立たれたように立ちあがり、
ギベオンの谷で憤られたように憤られて、
その行いをなされる。
その行いは類のないものである。
またそのわざをなされる。
そのわざは異なったものである。
22それゆえ、あなたがたはあざけってはならない。
さもないと、あなたがたのなわめは、きびしくなる。
わたしは主なる万軍の神から
全地の上に臨む滅びの宣言を聞いたからである。
23あなたがたは耳を傾けて、わが声を聞くがよい。
心してわが言葉を聞くがよい。
24種をまくために耕す者は絶えず耕すだろうか。
彼は絶えずその地をひらき、
まぐわをもって土をならすだろうか。
25地のおもてを平らにしたならば、
いのんどをまき、クミンをまき、
小麦をうねに植え、大麦を定めた所に植え、
スペルト麦をその境に植えないだろうか。
26これは彼の神が正しく、
彼を導き教えられるからである。
27いのんどは麦こき板でこかない、
クミンはその上に車輪をころがさない。
いのんどを打つには棒を用い、
クミンを打つにはさおを用いる。
28人はパン用の麦を打つとき砕くだろうか、
否、それが砕けるまでいつまでも打つことをしない。
馬をもってその上に車輪を引かせるとき、
それを砕くことをしない。
29これもまた万軍の主から出ることである。
その計りごとは驚くべく、
その知恵はすぐれている。

イザヤ書28章

「メッセージ要約」
イザヤ書28章から33章までは、南ユダ王国のヒゼキヤ王の治世(BC726年~BC698年)に語られた南ユダ王国への預言です。BC722年に北イスラエル王国の首都サマリヤはアッスリヤ帝国によって征服されました。そのことは、南ユダ王国においては北イスラエル王国を反面教師として学ぶべき機会となることでもありました。

① エフライム(北イスラエル王国)の酔いどれ…驕り高ぶりによる霊的堕落 (1~6)
    アッスリヤが首都サマリヤ(しぼみゆく花の美しい飾り)を征服(1~4)
    「その日」、イスラエルの残りの者を万軍の主は救われる…終末預言(5~6)

② 南ユダ王国の祭司と預言者は濃き酒のゆえによろける…霊的堕落 (7~13)
    幻の解き明かしを誤る、正しくさばくことができない、罪で満ちている(7~8)
    主の知識(教え)を悟らずに人々に教える…教訓に教訓、規則に規則(9~10)
    主との平和な関係による安息を彼らは悟らない…形式(律法)主義(11~13)

③ シオンに一つの石をすえて基とした…救い主預言 (14~29)
    指導的立場の祭司と預言者に、「主の言葉を聞け」と語られる(14、23)
    主ご自身が救いのご計画を実行される(16~17)…ローマ9:33、10:11、Ⅰペテロ2:6
    万軍の主のご計画は人知を超えて、その知恵は計り知れない(18~29)

 イスラエルの民への主のご計画は計り知れません。イスラエルの民が主に信頼して主にのみ仕えるならば安息(平安と休息)が与えられるのですが、その関係性を壊している(霊的堕落によって)北イスラエル王国と南ユダ王国の指導者たちがいました。主はアッスリヤを用いて彼らを主に立ち帰らせようとします。しかし、北イスラエル王国は滅ぼされ、南ユダ王国の指導者たちは主よりもエジプトに頼ることを選択しました。そのような彼らにも主は救いのご計画を持っておられました。ここに愛があるのです。主の愛から私たちを引き離すものは何でしょうか? 主のもとに平安と休息があります。主は常に真実なお方です。主に信頼して仕えてまいりましょう。 ハレルヤ!    

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