message-2026/06/21
『よきおとずれを伝える者』 イザヤ書41章
17貧しい者と乏しい者とは水を求めても、水がなく、
その舌がかわいて焼けているとき、
主なるわたしは彼らに答える、
イスラエルの神なるわたしは
彼らを捨てることがない。
18わたしは裸の山に川を開き、
谷の中に泉をいだし、
荒野を池となし、かわいた地を水の源とする。
19わたしは荒野に香柏、アカシヤ、
ミルトスおよびオリブの木を植え、
さばくに、いとすぎ、すずかけ、
からまつをともに置く。
20人々はこれを見て、主のみ手がこれをなし、
イスラエルの聖者がこれを創造されたことを知り、
かつ、よく考えて共に悟る」。
21主は言われる、
「あなたがたの訴えを出せ」と。
ヤコブの王は言われる、
「あなたがたの証拠を持ってこい。
22それを持ってきて、起るべき事をわれわれに告げよ。
さきの事どもの何であるかを告げよ。
われわれはよく考えて、その結末を知ろう。
あるいはきたるべき事をわれわれに聞かせよ。
23この後きたるべき事をわれわれに告げよ。
われわれはあなたがたが神であることを
知るであろう。
幸をくだし、
あるいは災をくだせ。
われわれは驚いて肝をつぶすであろう。
24見よ、あなたがたは無きものである。
あなたがたのわざはむなしい。
あなたがたを選ぶ者は憎むべき者である」。
25わたしはひとりを起して北からこさせ、
わが名を呼ぶ者を東からこさせる。
彼はもろもろのつかさを踏みつけて
しっくいのようにし、
陶器師が粘土を踏むようにする。
26だれか、初めからこの事を
われわれに告げ知らせたか。
だれか、
あらかじめわれわれに告げて、
「彼は正しい」と言わせたか。
ひとりもこの事を告げた者はない。
ひとりも聞かせた者はない。
ひとりもあなたがたの言葉を聞いた者はない。
27わたしははじめてこれをシオンに告げた。
わたしは、よきおとずれを伝える者を
エルサレムに与える。
28しかし、わたしが見ると、ひとりもない。
彼らのなかには、わたしが尋ねても
答えうる助言者はひとりもない。
29見よ、彼らはみな人を惑わす者であって、
そのわざは無きもの、
その鋳た像はむなしき風である。イザヤ書41章
「メッセージ要約」
主は無から有を造り出されるお方です。イザヤ書41章2~4節、25~27節は、
ペルシャ王クロスが主によって用いられることが預言されていると解釈されています。
「よきおとずれ」とは、良い知らせのことです。新約聖書では「福音」と言われるものです。「よきおとずれを伝える者」は色々な解釈があると思いますが、この度は、ペルシャ王クロスのことを指していると理解して、彼が主によって選ばれ、立てられ、用いられたことを学び、新しい契約における「福音を伝える者」について考えたいと思います。
① 主はペルシャ王クロスを用いられたことが記されている聖書個所
歴代誌下36章22~23節、エズラ記1章1~4節…エレミヤ書29章10節
イザヤ書44章24~28節、45章1~7節、13節
② ペルシャ王クロスについて…紀元前538年
バビロン捕囚のイスラエルの民にエルサレム帰還の詔書を発布(エズラ1:1~4)
「バビロンで七十年が満ちるならば、わたしはあなたがたを顧み、わたしの約束を
果たし、あなたがたをこの所(エルサレム)に導き帰る」(エレミヤ29:10)
③ ペルシャ王クロスは、主によって用いられた…よきおとずれを伝える者
「だれが東から人を起こしたか……わたし(主)がそれだ」(41:2~4)
「わが名を呼ぶ者を東からこさせる」(41:25)
「彼はわが牧者、わが目的をことごとくなし遂げる」(44:28)
「わたし(主)はわが受膏者クロスの右の手をとって……」(45:1~7)
「わたしは義をもってクロスを起こした」(45:13)
ペルシャ王クロスは、自分の血筋や意志や熱意や努力によってバビロン捕囚のイスラエルの民をエルサレムに帰還させて神殿を再建させるように命じたのではありません。
ただ、主によって選ばれ、立てられ、用いられたのです。そして彼は、主を知り、主を恐れて、主によって心動かされて主の御心を実行したのです。私たち、福音を伝える者もそのような者なのです。聖霊様に満たされて、主の御心を実現させていただきましょう。ハレルヤ!

