message-2012/3/4

2012年3月4日 『なぜ、キリストなのか』 使徒行伝4章12節

4:12 この人による以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである」。

 なぜ、私たちは、イエス・キリストを救い主と信じ続けることに価値を置いているのでしょうか? それは、上記の聖書の言葉にあるように、イエス・キリスト以外に、私たちを罪から救ってくださる方はいないからです。

 つまり、イエス・キリストだけが、私たちを罪から救ってくださる救い主であるということです。この考え方は、一般的な世の中の価値観で見るならば、非常に狭い考え方であると受け留められます。一般的な考え方では、私たち人間が救われる方法は他にも沢山あると考えられています。

 しかし、聖書と神の霊である聖霊は、この聖書の言葉は真実であり、確実なものであると私たちに語りかけ、信じる私たちは、「アーメン(そのとおりです)」と応答し、揺るがない信仰となっています。そして、このことに絶大な価値を見出しているので、私たちは、イエス・キリストによる救いの福音を、まだ福音を信じていない人たちに語り伝えているのです。

 イエスは名前ですが、キリストは、「救い主」という意味の呼び名です。

 私たちが、イエス・キリストを他の方にお伝えするのに一番インパクトがあるのは、自分とイエス・キリストとの出会いの体験を伝えることです。

 自分と親しい関係にある人たちに対しては、遠い関係の牧師の説教よりも影響力があるとも言えます。ですから、皆さんの救いの体験談(救いの証し)をいつでも語れるように準備しましょう。 

 キリストに出会う前のあなたはどんな人だったのでしょうか?どのような生活をして、何に価値を見出していたでしょうか?

 あなたがキリストに導かれたきっかけは何でしょうか?

 あなたは、キリストを信じることにためらいはありましたか?あったとすれば、何が原因でしたか?

 キリストと出会い、キリストを救い主と信じて、人生を委ねたきっかけは何ですか?

 そのとき、あなたはどのようにイエス・キリストを受け入れましたか?

 キリストに出会って、信じ受け入れたことにより、あなたの人生はどのように変わりましたか?

 祈りの中で、これらの質問を吟味することにより、イエス・キリストを信じたときのことを掘り下げて思い起こし、それを文章にしてみると、神様の恵みがよりいっそうはっきりしてきます。

 神様は、一人ひとりを特別に取り扱ってくださって、それぞれに合った方法でイエス・キリストの救いの福音を聞いて信じるようにしてくださいました。ですから、一人ひとりの救いの証しはそれぞれにドラマチックであり、インパクトがあります。皆さんの救いの証しは、神様の恵みで満ちています。主に感謝しましょう。ハレルヤ!