message-2012/7/1

2012年7月1日 『万人祭司』 ペテロ第一の手紙2章9節

2:9 しかし、あなたがたは、選ばれた種族、祭司の国、聖なる国民、神につける民である。それによって、暗やみから驚くべきみ光に招き入れて下さったかたのみわざを、あなたがたが語り伝えるためである。

 イエス・キリストを救い主と信じて罪赦され救われた者には、祭司の務めが委ねられています。それは、神様と人との間に立って、人々の救いのために神様に祈りを捧げ、また、神様の御心を伝えるために人々に語りかけます。

 すべてイエス様を信じて救われた信仰者は、このような務めが委ねられていると聖書には述べられています。

「神はキリストによって、わたしたちをご自分に和解させ、かつ和解の務をわたしたちに授けて下さった。 すなわち、神はキリストにおいて世をご自分に和解させ、その罪過の責任をこれに負わせることをしないで、わたしたちに和解の福音をゆだねられたのである。 神がわたしたちをとおして勧めをなさるのであるから、わたしたちはキリストの使者なのである。そこで、キリストに代って願う、神の和解を受けなさい。」  Ⅱコリント5:18~20

 私たちが、イエス様を信じる信仰により罪赦されて神様との和解を体験したゆえに、その体験を、まだイエス様を信じていない人々にお伝えします。

 そして、まだイエス様を信じていない人たちのために、イエス様を信じて罪赦されて、神様と和解して救われることを願って祈ります。

 この務めは、すべてのクリスチャンに与えられている務めです。それは、クリスチャンは誰でも、直接的にイエス様の救いの福音を伝えたり、救いの体験の証しをしたりすることや、神様の愛に基づいた行いをすることによって、神様と人との間に立って仕えることができるということです。それが「万人祭司」の務めです。

 私たちは、その務めが委ねられている責任を自覚して生活することによって、祝福された信仰生活をおくることができます。

 和解の福音の務めために、万人祭司として仕えていきましょう。ハレルヤ!