message-2013/12/1

2013年12月1日 『神様からの賜物』 ピリピ人への手紙2章1~11節


 2:1 そこで、あなたがたに、キリストによる勧め、愛の励まし、御霊の交わり、熱愛とあわれみとが、いくらかでもあるなら、
 2:2 どうか同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つ思いになって、わたしの喜びを満たしてほしい。
 2:3 何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。
 2:4 おのおの、自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい。
 2:5 キリスト・イエスにあっていだいているのと同じ思いを、あなたがたの間でも互に生かしなさい。
 2:6 キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、
 2:7 かえって、おのれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、
 2:8 おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。
 2:9 それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。
 2:10 それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、
 2:11 また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。

 教会では、今週からクリスマスを待ち望むアドベント(待降節)の期間となりました。全人類を罪から救う道を開くために、約二千年前に神の子イエス・キリストが人の子となって人類の中に生れてくださったことを記念してお祝いするのがクリスマスの本来の目的です。アドベントは、クリスマスを前にして、イエス・キリストを通して現わされた神様の愛を深く思い巡らすときです。

 神様は私たちに、罪からの救いの道をイエス様によって与えてくださいました。そこに神様の愛が現わされています。イエス様は何一つ罪を犯していないのに、私たちの罪を赦すために十字架刑の死によって、私たちの身代わりとなり罪の罰をその身に受けてくださったのです。このイエス様が自分を罪から救ってくださる救い主と信じて心に受け入れるなら、その信仰によって罪が赦されて救われます。

 イエス様は、私たちの罪の身代わりとなって死なれるために、神の子であるのに私たちと全く変わらない人間の子として地上に生れてくださいました。そして、私たちに救いの道を開くために仕えてくださったのです。

 私たちは、イエス様が私たちに仕えてくださったようにお互いに仕え合うことが求められています。イエス様を信じている人たちの集まりである教会は、それぞれがお互いの違いを認め合い受け入れあって、お互いに尊敬の心をもって慰め励まし教え合い、イエス様と同じ思いになって人々の救いのために協力して仕え合うことが大切です。

 イエス様の父なる神様に対する愛と従順に倣い、私たちも神を愛し、御心に従い、人々がイエス様による救いに導かれるために、互いに協力して仕えていきましょう。ハレルヤ!