message-2013/4/28

2013年4月28日 『主の守り』 ローマ人への手紙8章1~2節

8:1 こういうわけで、今やキリスト・イエスにある者は罪に定められることがない。
8:2 なぜなら、キリスト・イエスにあるいのちの御霊の法則は、罪と死との法則からあなたを解放したからである。

 私たちが生活する中で、何から守られたいと思うでしょうか。

 イエス様の救いの恵みを知らない多くの方々は、健康、経済、人間関係が守られるように、また、事故、災害(自然、人的)から守られるように願って、何か形あるものに祈願していることがあります。無病息災、家内安全、商売繁盛というこの地上での安全、繁栄というご利益を求めています。

 しかし、私たち信仰者は、まず第一に何から守られるように祈るべきでしょうか。それは、罪から守られるようにということです。このことを実現してくださるのはイエス様です。

 イエス様を信じる信仰によって、私たちは罪が赦されていますので、罪に定められることはありません。しかし、私たちは、毎日何らかの罪を犯している者でもあります。故意に犯す罪、誤って犯す罪、無知のゆえに犯す罪など罪の形は様々です。

 イエス様を信じている私たちは、「いのちの御霊の法則」によって罪を犯し続けることができないように導かれています。イエス様を信じることによって、信仰者の内には「いのちの御霊」である神様の霊(聖霊)が宿ると約束されており、この御霊の働きによって、罪が示されて、悔い改めに導かれて、イエス様によって罪が赦されていることを知るように導かれています。そのことによって、罪を犯し続けることができないように導かれています。この「いのちの御霊の法則」によって、私たちは、罪と死(神様との断絶)から解放されて、神様との正しい愛の関係の中に留まり続けることができるようにされています。

「神が光の中にいますように、わたしたちも光の中を歩くならば、わたしたちは互に交わりをもち、そして、御子イエスの血が、すべての罪からわたしたちをきよめるのである。 もし、罪がないと言うなら、それは自分を欺くことであって、真理はわたしたちのうちにない。 もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。」(Ⅰヨハネ1:7~9)

 私たちは罪から守られるように、御霊の助けによって、すべての罪から私たちをきよめてくださるイエス様の愛のうちに留まり続けましょう。イエス様だけが、私たちに罪の赦しを与えてきよめてくださる方です。御霊は常に私たちをイエス様に導いてくださいます。主の守りを感謝しましょう。ハレルヤ!