message-2013/5/5

2013年5月5日 『キリストの証人』 使徒行伝1章8節

ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう。

 日野原重明さん(聖路加国際メディカルセンター理事長)の朝日新聞朝刊土曜日版に連載されているエッセイ「101歳、私の証 あるがまヽ行く」(5月4日)に、病院の創設者トイスラー医師が残した言葉が載せられていました。

「キリスト教の愛の心が、人の悩みを救うために働けば、苦しみは消えて、その人は生まれ変わったようになる。この偉大な愛の力を、だれもがすぐわかるようにあらわせるよう、計画されてできた生きた有機体がこの病院である」

 トイスラー医師は、病院での医療を通してキリストの証人として生きた方なのだと思いました。

 私たち一人ひとりも、キリストの御体の各部分、器官として、それぞれに与えられた賜物により、キリストの証人として各分野で用いられていくのではないでしょうか。

  そのために私たちは聖霊に満たされる必要があります。聖霊の助け無しにはキリストの証人にはなれません。

 私たちは、自分の体、人生、関わりのある人たちに対して責任があります。私たちの体はキリストの証人としての体であり、私たちの人生はキリストを証しする人生であり、私たちと関わりのある人たちに対してはキリストの証人として関わる責任があります。

 聖霊に満たされて、キリストの証人として用いられることを切に求めていきましょう。

 私たちの生活のどこを切ってもキリストがあふれ出てくる者として、各自の賜物によりキリストを証ししていきましょう。ハレルヤ!