message-2013/8/25
2013年8月25日 『地の塩、世の光としての教会』
マタイによる福音書5章13節~16節
5:13 あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。
5:14 あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。
5:15 また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。
5:16 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。
イエス様は、イエス様を信じる弟子達を「地の塩、世の光」であると言われました。それは、信仰者としての彼らの生き方が、イエス様の真理によって塩味を付けられた生き方であり、イエス様の真理の光を輝かす生き方であるということです。
その彼らの生き方を通して、まだイエス様を知らない人々にイエス様による救いの真理を示し、人々がイエス様を信じてイエス様の弟子に加えられ、神の子イエス様による救いの道を備えてくださった父なる神様をほめたたえるようになるということをイエス様は弟子たちに語られました。
イエス様を信じている私たちもイエス様の弟子です。私たちにもそのような生き方が求められています。そして、その弟子たちの集まりが教会です。ですから、私たち教会の集まりも「地の塩、世の光」として、この世にイエス様の真理を示すように導かれています。
人の集まりには関係が発生しますので、先ずは、教会での人間関係によって「地の塩、世の光」としてのイエス様の真理を現すことが大切です。
「 わたしは、新しいいましめをあなたがたに与える、互に愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互に愛し合いなさい。 互に愛し合うならば、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての者が認めるであろう」(ヨハネ13:34~35)
イエス様が十字架で死なれる前の晩、弟子たちと夕食を共にされたときに語られた言葉が上記の言葉です。
イエス様が愛してくださったように弟子たちも互いに愛し合うことによって、世の中の人々が彼らをイエス様の弟子であると認めるようになると言われています。
私たち教会の集まりも、このイエス様の御言葉を実行することによって、この世に対して「地の塩、世の光」となってイエス様の真理を輝かせ、影響を与え、変化を与えていく教会になります。
私たちも「地の塩、世の光」の教会として、イエス様の真理を表わし、この世の人々にイエス様による影響を与えていきましょう。ハレルヤ!!