message-2014/2/16

2014年2月16日 『御霊と親しく交わり、みこころを行う』

使徒行伝13章2~4節

 13:2 一同が主に礼拝をささげ、断食をしていると、聖霊が「さあ、バルナバとサウロとを、わたしのために聖別して、彼らに授けておいた仕事に当らせなさい」と告げた。
 13:3 そこで一同は、断食と祈とをして、手をふたりの上においた後、出発させた。
 13:4 ふたりは聖霊に送り出されて、セルキヤにくだり、そこから舟でクプロに渡った。

 アンテオケの初代教会において、指導的立場にあるバルナバとサウロ(ギリシャ名でパウロ)を宣教師として送り出すということは、教会にとって大きな影響があることと思いますが、彼らは心を一つにして神様を礼拝し、御心を求めて断食の祈りをしているときに、神の霊(御霊)である聖霊により預言の言葉が与えられて、二人を神様の働きのために送り出しました。断食と祈りによって神様が彼らに与えてくださっているビジョンを確信して二人に手を置いて祈り、送り出したのです。

 それゆえにこのことについては、「ふたりは聖霊に送り出されて」と表現されることがふさわしいのです。

 私たちは、彼らの神様に対する真摯な姿勢に学ぶことができます。彼らの中には、主にある一致がありました。神様を畏れ敬うこと、御心を求めることに非常に熱心でした。そのために彼らは断食と祈りに導かれて、聖霊によって神様の御心を的確に理解して従い、実行したのです。

 聖霊との親しい交わりによる一致の祈りには、神様の御心を的確に実現していく力があります。まさに、聖霊に満たされ支配されている教会のモデルです。

 そのような教会を目指していきましょう。ハレルヤ!