message-2014/2/9

2014年2月9日 『御霊によって祈る』 エペソ人への手紙6章10~20節


 6:10 最後に言う。主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。
 6:11 悪魔の策略に対抗して立ちうるために、神の武具で身を固めなさい。
 6:12 わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。
 6:13 それだから、悪しき日にあたって、よく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるために、神の武具を身につけなさい。
 6:14 すなわち、立って真理の帯を腰にしめ、正義の胸当を胸につけ、
 6:15 平和の福音の備えを足にはき、
 6:16 その上に、信仰のたてを手に取りなさい。それをもって、悪しき者の放つ火の矢を消すことができるであろう。
 6:17 また、救のかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち、神の言を取りなさい。
 6:18 絶えず祈と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、そのために目をさましてうむことがなく、すべての聖徒のために祈りつづけなさい。
 6:19 また、わたしが口を開くときに語るべき言葉を賜わり、大胆に福音の奥義を明らかに示しうるように、わたしのためにも祈ってほしい。
 6:20 わたしはこの福音のための使節であり、そして鎖につながれているのであるが、つながれていても、語るべき時には大胆に語れるように祈ってほしい。

 私たちが悪と戦う方法で大切なことは、神の霊(御霊)である聖霊によって祈るということです。戦うべき相手は「血肉対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである(12節)とあるように、人に対してではなく、人を神様から引き離すために悪い影響を及ぼしている、目には見えない悪の支配と権威を持つ霊的存在に対するものであると手紙の著者のパウロは述べています。

 そして、祈りの中で、神様の武具を身に着け、神様の御言葉の剣を手にとって戦うのです。御言葉の真理に堅く立ち、聖霊によって神様との親しい関係を持ち、常に福音にふさわしい生活をし、信仰による確信をいただいて、イエス様による救いの恵みの中で守られ、聖霊が与えてくださる神様の御言葉を受け取って戦います。

 祈りの中で、人の、また、社会の背後で働く悪の影響力に対してイエス様によって勝利するビジョンをいただいて確信するなら、戦いはすでに勝利しているのです。

 そのような戦い方で戦うために、私たちは絶えずどんな時でも聖霊によって祈り、悪の影響力に対して勝利していきましょう。ハレルヤ!