message-2024/04/14

『主のしもべモーセ』 出エジプト記3章、19章、20章、申命記34章、ヨシュア記1章

34:1モーセはモアブの平野からネボ山に登り、エリコの向かいのピスガの頂へ行った。そこで主は彼にギレアデの全地をダンまで示し、 34:2ナフタリの全部、エフライムとマナセの地およびユダの全地を西の海まで示し、 34:3ネゲブと低地、すなわち、しゅろの町エリコの谷をゾアルまで示された。 34:4そして主は彼に言われた、「わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに、これをあなたの子孫に与えると言って誓った地はこれである。わたしはこれをあなたの目に見せるが、あなたはそこへ渡って行くことはできない」。 34:5こうして主のしもべモーセは主の言葉のとおりにモアブの地で死んだ。 34:6主は彼をベテペオルに対するモアブの地の谷に葬られたが、今日までその墓を知る人はない。 34:7モーセは死んだ時、百二十歳であったが、目はかすまず、気力は衰えていなかった。 34:8イスラエルの人々はモアブの平野で三十日の間モーセのために泣いた。そしてモーセのために泣き悲しむ日はついに終った。34:9ヌンの子ヨシュアは知恵の霊に満ちた人であった。モーセが彼の上に手を置いたからである。イスラエルの人々は彼に聞き従い、主がモーセに命じられたとおりにおこなった。 34:10イスラエルには、こののちモーセのような預言者は起らなかった。モーセは主が顔を合わせて知られた者であった。 34:11主はエジプトの地で彼をパロとそのすべての家来およびその全地につかわして、もろもろのしるしと不思議を行わせられた。 34:12モーセはイスラエルのすべての人の前で大いなる力をあらわし、大いなる恐るべき事をおこなった。

申命記34章

「メッセージ要約」

聖書には、「主のしもべモーセ」(申命記34:5)という言葉があります。しもべとは奴

隷のことです。奴隷は他人の所有物として取り扱われる人のことを言います。モーセ

は、主(神様)のしもべとして自分の権利や自由を主に明け渡して用いられました。

 主に用いられたしもべモーセから学びましょう。

① モーセの召命 (3章)

    エジプトでの奴隷生活の中にあったイスラエルの民 (出エジプト2:23)

    イスラエルの民を約束の地カナンに導くための指導者として召されたモーセ

    恐れるモーセに神は「あなたと共にいる」と語り、成すべきことを告げる

② シナイの荒野で、神からのイスラエル民族の使命を受け取るモーセ (19章)

    宝の民…神に聞き従い契約を守る民

    祭司の国…神と人との仲介をする祭司の役割をする国

    聖なる民…聖い神との契約を結ぶ民族

    

③ シナイ山で神から受け取った契約(十戒)をイスラエルの民に語るモーセ (20章)

    イスラエル民族の神…他になにものをも神としてはいけない(偶像を造らない)

    安息日を聖別する…神との交わりを何よりも優先する

    両親を敬う

    殺してはならない、姦淫してはならない、盗んではならない、偽証してはならない

    隣人が所有しているものを欲しがってはならない

 イスラエル民族を約束の地カナンに導く指導者として神様から召し出されたモーセ

は、約束の地カナンに入る前に死にました。モーセは神様から「わたしのしもべモーセ」

と呼ばれています(ヨシュア記1:2、7)。私たちも、主からそのように呼ばれる者になり

たいと思います。主がモーセと共におられたように、イエス様を信じる私たちと共におら

れます。主のしもべとして、自分自身を主にお献げして用いられましょう。 ハレルヤ!

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