message-2012/6/10

2012年6月10日 『御霊の実』   ガラテヤ人への手紙5章16~26節

5:16 わたしは命じる、御霊によって歩きなさい。そうすれば、決して肉の欲を満たすことはない。
5:17 なぜなら、肉の欲するところは御霊に反し、また御霊の欲するところは肉に反するからである。こうして、二つのものは互に相さからい、その結果、あなたがたは自分でしようと思うことを、することができないようになる。
5:18 もしあなたがたが御霊に導かれるなら、律法の下にはいない。
5:19 肉の働きは明白である。すなわち、不品行、汚れ、好色、
5:20 偶像礼拝、まじない、敵意、争い、そねみ、怒り、党派心、分裂、分派、
5:21 ねたみ、泥酔、宴楽、および、そのたぐいである。わたしは以前も言ったように、今も前もって言っておく。このようなことを行う者は、神の国をつぐことがない。
5:22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、
5:23 柔和、自制であって、これらを否定する律法はない。
5:24 キリスト・イエスに属する者は、自分の肉を、その情と欲と共に十字架につけてしまったのである。
5:25 もしわたしたちが御霊によって生きるのなら、また御霊によって進もうではないか。
5:26 互にいどみ合い、互にねたみ合って、虚栄に生きてはならない。

 私たち信仰者の内には、イエス・キリストを信じることによって与えられた神の御霊である聖霊が住んでくださり、その聖霊との交わりによって日々導かれて生活していくならば、イエス様に似た者となる品性の実が結ばれていきます。それを「御霊の実」と言います。

 聖霊との交わりによる生活は、祈りの生活とも言えます。聖霊は私たちに神様の御心を教えてくださり、正しく理解できるように助けてくださり、御心を実現するための動機と情熱を与えてくれます。

 その信仰者の歩みは、イエス様が歩まれたように歩むことを目指し、イエス様が救い主であることを証しする証人としての生活に導かれます。

 聖霊との親しい交わりを継続していくならば、私たちの内には自然と「御霊の実」が結ばれていきます。

 しかし、私たちの生まれつきの欲望を満たそうとする肉の思いは、御霊の思いと相反することをさせようと私たちを導きます。(17、19~21節)

 私たちはそのことをよくわきまえ知って、聖霊との親密な交わりによって、聖霊による神様の思いに満たされて、「御霊の実」(22~23節)を結ぶ者として成熟を目指して生活しましょう。ハレルヤ!