message-2024/04/07
『預言者エリヤ』 列王紀上16章29節~18章46節
18:30その時エリヤはすべての民にむかって「わたしに近寄りなさい」と言ったので、民は皆彼に近寄った。彼はこわれている主の祭壇を繕った。 18:31そしてエリヤは昔、主の言葉がヤコブに臨んで、「イスラエルをあなたの名とせよ」と言われたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取り、 18:32その石で主の名によって祭壇を築き、祭壇の周囲に種二セヤをいれるほどの大きさの、みぞを作った。 18:33また、たきぎを並べ、牛を切り裂いてたきぎの上に載せて言った、「四つのかめに水を満たし、それを燔祭とたきぎの上に注げ」。 18:34また言った、「それを二度せよ」。二度それをすると、また言った、「三度それをせよ」。三度それをした。 18:35水は祭壇の周囲に流れた。またみぞにも水を満たした。18:36夕の供え物をささげる時になって、預言者エリヤは近寄って言った、「アブラハム、イサク、ヤコブの神、主よ、イスラエルでは、あなたが神であること、わたしがあなたのしもべであって、あなたの言葉に従ってこのすべての事を行ったことを、今日知らせてください。 18:37主よ、わたしに答えてください、わたしに答えてください。主よ、この民にあなたが神であること、またあなたが彼らの心を翻されたのであることを知らせてください」。 18:38そのとき主の火が下って燔祭と、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞの水をなめつくした。 18:39民は皆見て、ひれ伏して言った、「主が神である。主が神である」。 18:40エリヤは彼らに言った、「バアルの預言者を捕えよ。そのひとりも逃がしてはならない」。そこで彼らを捕えたので、エリヤは彼らをキション川に連れくだって、そこで彼らを殺した。18:41エリヤはアハブに言った、「大雨の音がするから、上って行って、食い飲みしなさい」。 18:42アハブは食い飲みするために上っていった。しかしエリヤはカルメルの頂に登り、地に伏して顔をひざの間に入れていたが、 18:43彼はしもべに言った、「上っていって海の方を見なさい」。彼は上っていって、見て、「何もありません」と言ったので、エリヤは「もう一度行きなさい」と言って七度に及んだ。 18:44七度目にしもべは言った、「海から人の手ほどの小さな雲が起っています」。エリヤは言った、「上っていって、『雨にとどめられないように車を整えて下れ』とアハブに言いなさい」。 18:45すると間もなく、雲と風が起り、空が黒くなって大雨が降ってきた。アハブは車に乗ってエズレルへ行った。 18:46また主の手がエリヤに臨んだので、彼は腰をからげ、エズレルの入口までアハブの前に走っていった。
列王紀上18章
「メッセージ要約」
復活のイエス様は弟子たちの心を開いて、旧約聖書全体の救い主預言がご自身によって成就したことを話されました
(ルカ24:27、44~49)。
そして、復活のイエス様は40日間弟子たちに現れて神の国のことを語られました(使徒行伝1:3)。
教会の私たちは約束の聖霊様を授けられているので、御言葉にある神様の御心を聖霊様によって教えて頂くことができます。
今日は、預言者エリヤの働きについて学びましょう。
① 預言者エリヤはどんな人? (16:29~17:24)
北イスラエル王国のアハブ王が偶像礼拝をしていることを戒める預言者
「主は生きておられる」…しるしとして「数年、雨が降らない」(17:1)
主に養われるエリヤ…からす(17:2~7)、ザレパテの未亡人(17:8~24)
② 三年目に、主は再びエリヤをアハブに遣わされた (18:1~46)
主を恐れるオバデヤとの出会い(3~16)
アハブとの対面…偶像礼拝の預言者多数とエリヤ一人の対決で勝利した
エリヤの預言「雨が降る」(雨雲が無いのに)…手ほどの雲が大雨になった
③ 「主は生きておられる」と宣言しよう…「主が神である」(18:39)
主の言葉を受け取って人々に語ろう(預言)…聖霊に聴き、導かれて語る
「主は生きておられる」ことを体験しよう…主に養われる体験(17:2~24)
「主は生きておられる」ことを隣人が体験できるように祈り、導く(17:8~18:46)
これらの出来事の後、エリヤは燃え尽き症候群のようになるのですが、そのままの
自分の気持ちや考えや意思を主に話します(19章)。それでいいのです。なぜなら、
主との関係は親子関係のように親しい関係だからです。エリヤは神様の御心を行う
預言者として神様によって選ばれ、召し出され、遣わされました。イエス様による新
しい契約では、イエス様を救い主と信じる者たちが、神様によって選ばれ、召し出さ
れ、遣わされる者なのです。私たちは預言者エリヤのような存在なのです。ハレルヤ!
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