message-2012/1/15

2012年1月15日 『永遠の命に至る実』 ヨハネによる福音書4章36節

4:36 刈る者は報酬を受けて、永遠の命に至る実を集めている。まく  者も刈る者も、共々に喜ぶためである。

 この度は、永遠の命について考えてみましょう。

 クリスチャンの方でしたら、「永遠の命」については熟知されていることかも知れませんが、「永遠の命に至る実」という言葉で表現されると、信仰者の私たちのうちに「永遠の命」が現実化、具体化されていることを感じることができます。

 イエス様を救い主と信じる人は「永遠の命を持つ」と聖書には記されています。(ヨハネ3:16、36)

 イエス様を信じる人は、神様から罪赦された者として認められ、永遠の神様との愛の交わりの中で、新しく造り変えられて神様と共に生きていく命が与えられました。その保証として、信仰者の内には、神様の霊である聖霊が与えられ、私たちの霊と共に住んでくださるようになりました。 私たちの肉体が死んでも、私たちの霊は聖霊により神の国に入ることが約束されています。(エペソ1:13~14) 永遠の神様と共に生きていくことが「永遠の命に至る実」を結んでいるということです。

 父なる神様は、私たちを愛して、私たちを罪の支配から救い出すために、神様のひとり子のイエス様を救い主としてお遣わしくださいました。そのことによって、神様の愛を私たちに現されました。「永遠の命に至る実」は、神様の愛の実でもあります。

 また、「永遠の命に至る実」は、聖霊による救いの実とも言えます。イエス様を信じる人に与えられる聖霊により、信仰者には、神への信仰、神による希望、神からの愛を常に注いでいただいていますので、信仰者の品性には、そのような聖霊による実が結ばれます。(ガラテヤ5:22~23)

 永遠の神様の愛の中で生きる「永遠の命に至る実」を結んでいることを主に感謝し、この喜びを持って、福音の御言葉の種を蒔き、イエス様を信じる信仰へと人々を導き、イエス様を信じて「永遠の命に至る実」結ぶ人たちを集め、共に主にある喜びと平安を分かち合う「永遠の命に至る実を集める」教会として前進していきましょう。ハレルヤ!