message-2013/9/8

2013年9月8日 『キリストのからだ』 ローマ人への手紙12章4~5節

12:4 なぜなら、一つのからだにたくさんの肢体があるが、それらの肢体がみな同じ働きをしてはいないように、

12:5 わたしたちも数は多いが、キリストにあって一つのからだであり、また各自は互に肢体だからである。

 キリスト教会を「キリストのからだ」として、手紙の著者であるパウロは、ローマの教会の信徒たちに説明しています。

 私たちは皆、自分の体を生きた視覚教材として、キリスト教会を理解することができるようにされています。

 私たちはどちらかというと、体調が不調なときに自分の体を意識するようになります。つまり、体が内科的、外科的、精神的な障害によって弱っているときに、自分の体と心と霊の状態に深い関心を持って関わるのではないでしょうか。

 そして、それは神様の愛と憐れみと力を体験するときでもあります。つまり、生きて働かれる神様の御業を体験するときです。弱さの中で神様を知り、また、弱さの中で、自分の体を通して、神様の恵みによる「キリストのからだ」としての教会の重要性を知るのではないでしょうか。

 私たち信仰者の集まりである教会が、「キリストのからだ」として、イエス様による神様の命によって有機的な関わりを持ち機能しているということを、自分自身に与えられている体によって、深い理解に導かれていくものでありたいです。ハレルヤ!