message-2026/09/06

『新しい事』 イザヤ書48章

1ヤコブの家よ、これを聞け。
あなたがたはイスラエルの名をもってとなえられ、
ユダの腰から出、
主の名によって誓い、
イスラエルの神をとなえるけれども、
真実をもってせず、正義をもってしない。
2彼らはみずから聖なる都のものととなえ、
イスラエルの神に寄り頼む。
その名は万軍の主という。
3「わたしはさきに成った事を、いにしえから告げた。
わたしは口から出して彼らに知らせた。
わたしは、にわかにこの事を行い、そして成った。
4わたしはあなたが、かたくなで、その首は鉄の筋、
その額は青銅であることを知るゆえに、
5いにしえから、かの事をあなたに告げ、
その成らないさきに、これをあなたに聞かせた。
そうでなければ、あなたは言うだろう、
『わが偶像がこれをしたのだ、
わが刻んだ像と、鋳た像がこれを命じたのだ』と。
6あなたはすでに聞いた、
すべてこれが成ったことを見よ。
あなたがたはこれを宣べ伝えないのか。
わたしは今から新しい事、
あなたがまだ知らない隠れた事を
あなたに聞かせよう。
7これらの事はいま創造されたので、
いにしえからあったのではない。
この日以前には、あなたはこれを聞かなかった。
そうでなければ、あなたは言うだろう、
『見よ、わたしはこれを知っていた』と。
8あなたはこれを聞くこともなく、知ることもなく、
あなたの耳は、いにしえから開かれなかった。
わたしはあなたが全く不信実で、
生れながら反逆者ととなえられたことを
知っていたからである。
9わが名のために、わたしは怒りをおそくする。
わが誉のために、わたしはこれをおさえて、
あなたを断ち滅ぼすことをしない。
10見よ、わたしはあなたを練った。
しかし銀のようにではなくて、
苦しみの炉をもってあなたを試みた。
11わたしは自分のために、自分のためにこれを行う。
どうしてわが名を汚させることができよう。
わたしはわが栄光を
ほかの者に与えることをしない。 

イザヤ書48章

「メッセージ要約」
イザヤが預言する「新しい事」(6)は、「あなたがたはバビロンから出、カルデヤからのがれよ」(20)のことを指しています。主は、南ユダ王国のイスラエルの民の背信のゆえに、バビロンによって懲らしめを与えて王国を滅亡させて、多くの民をバビロンでの捕囚生活へと導かれました。それは、異教の地バビロンで再教育するためでした。70年後、彼らはペルシャ王クロスによって、神殿再建のためにエルサレムに帰還することになります。

① イスラエルの民の頑なさ (1~5)
    彼らの礼拝には真実と正義がない(1)
    「かたくなで、その首は鉄の筋、その額は青銅である」(4、7、8)
    偶像礼拝に向かう傾向(5)

② 主はイスラエルの民に新しい事を計画される (6~11)
    主は新しい事を創造される…主ご自身の栄光のためになされる(6、9、11)
    「わたしはあなたを練った…あなたを試みた」(10)…バビロンでの捕囚生活

③ 新しい事…バビロンでの捕囚生活からのエルサレム帰還 (12~22)
    主は初めであり、終わりである…天地万物の創造主(12~13)
    主はペルシャ王クロスを用いて新しい事をされる(14~15、20)
    主はイスラエルの民をあがない、教え、導き、平安と義を与える(16~22)

 主はイスラエルの民に、「これを聞け」(1)、「わたしに聞け」(12))、「わたしに近寄って、これを聞け」(16)と言われます。主は、神の民である旧約時代のイスラエルの民、新約時代の教会の兄弟姉妹に「新しい事」をされます。主が創造される「新しい事」は、主に聞かなければ知ることができない、理解することができない、見極めることができないことです。主が私たちに「新しい事」をされる目的は、私たちに利益を与え、平安と義を与え、
人々を祝福するためです(17~19)。その「新しい事」がどのようなことなのか、私たちにはわからないことなので、主に近寄って、具体的に聞く必要があります。主に聞き従って、「新しい事」を体験してまいりましょう。 ハレルヤ!

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■「ともに聴く聖書」
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